シラバス情報

科目名
情報処理の基礎Ⅲ b
授業コード
32057
担当者名
吉田 舞
副題
PowerPointを使ったプレゼンテーション
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2024年度後期
教職免許種類

授業内容
まず、PowerPoint基礎の総復習をした後、プレゼン資料作成のポイントを学習します。
その後、テーマに沿ってプレゼン資料作成をし、前に出て個人やチームでプレゼンを実施します。
発表の様子はビデオで撮影し、各個人にデータを渡します。
実施後は、クラスメートや教員から、評価シートによるフィードバックを行います。

履修後の感想(昨年度)は、次の通りです。
 「パソコンが上達した。」
 「パワーポイントの知識が身に付いた。」
 「プレゼンスキルも成長することが出来た。」
 「グループワークで相手の言い分を尊重したり相手の気持ちをよく考える事を学んだ。」
 「グループワークでは、自分から話を切り出したり皆に話を振ったりする事を学んだ。」
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
【身につく力】
 「コミュニケーション能力」「プレゼンテーション能力」「チャレンジする力」

 スライド作成力、構成力、発表力を高めます。
 学年の違う他人と意見交換しながらプレゼン資料を作りあげる力をつけます
 5分程度のプレゼンが自分で組み立てられるようになります。
授業計画
第1回 オリエンテーションとスキルチェック
 授業内容とゴールを共有しスキルチェックをします。
 ノートパソコンの環境設定の確認をします。
第2回 ビジュアル化のコツ
 図形、SmartArt、写真、動画などの活用を学習します。
第3回 統一感のあるデザイン
 スライドマスターの活用、アニメーションの効果的な使用方法を学習します。
第4回 1分間プレゼン・自己紹介プレゼン作成
 数名でグループを作り、原稿あり・なしで発表体験をします。
 その後、自己紹介プレゼン作成へ入ります。
第5回 「自己紹介」ムービー作成
 3分程度の自己紹介プレゼンを作成し、動画や音声を挿入したものをmp4ファイルで書き出します。
第6回 「他己紹介」プレゼン作成
 2名〜3名でチームを作り、お互いを紹介する3分間の他己紹介プレゼンを作成します。 
第7回 「他己紹介」プレゼン発表
 順番に一人ずつ発表します。発表者以外は評価者となります。
第8回 「勧誘」プレゼン作成
 お気に入りのモノ・コトを勧誘する4分間のプレゼンを作成します。
第9回 「勧誘」プレゼン発表
 順番に一人ずつ発表します。発表者以外は、評価者となります。
第10回 「地域勧誘」プレゼン作成
 指定された地域の勧誘をする5分間のプレゼンを作成します。
第11回 「地域勧誘」プレゼン発表
 順番に一人ずつ発表します。発表者以外は、評価者となります。
第12回 これまでの振り返りと「販売」プレゼン作成
 これまでの振り返りをします。
 販売する商品を決めて、6分間のプレゼンを作成します。
第13回 「販売」プレゼン作成
 販売プレゼン作成の続きをします。
第14回 「販売」プレゼンリハーサル
 全体を通したリハーサルをして仕上げます。
第15回 「販売」プレゼン発表と総まとめ
 順番に発表します。全体を通した振り返りをします。

※履修者の人数により、内容が変更される場合があります。
関連科目
なし
準備学習等の指示
授業時間中にスライドを作成するので、授業までに構想を練り、資料や情報を収集しておいて下さい。1時間以上は必要です。
発表は時間厳守です。充分にリハーサルをしておきましょう。最低10回、2時間以上は必要です。
欠席した場合は、自分でデータを受け取り内容を確認し次の授業へ備えましょう。発表日を欠席した場合は、次回の発表日に発表してもらいます。
グループワークの時間は、積極的に参加して下さい。後日連絡が必要になる場合は、お互い連絡が付くようにしておきましょう。
教科書
経済的負担軽減の為、ペーパーレス教材を使用します。教科書の購入は不要です。
参考文献
参考文献はありませんが、役立つ資料があればその都度配布します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
成績評価の割合は、以下の通りです。
・スライドの作成力:30%
・発表力:50%
・評価力:10%
・授業への参加度と提出物:10%

発表する事が軸となる授業の為、発表をしないと単位はありません。
無断欠席は厳禁です。グループワークにも影響するので、減点します。
必ず理由を添えて、HUEナビのQ&Aで事前連絡をして下さい。
実務経験と授業との関連
備考
<受講条件>
 人前で話をするのが苦手で何とかしたい!自分の殻を破りたい!という学生を大歓迎します。
 就職前に、プレゼン力を磨いておきたい上級生にもおすすめです。
 PowerPointの基本操作は出来るものとして授業は進みます。
 「情報処理入門Ⅰ」の受講後が望ましいです。

<受講の心得>
 人前で話すことだけではなく、人の話を聞くことにも積極的になりましょう。
 新しい発見があり視野が広がります。
 1年生から4年生が履修可能です。他学年とも積極的に交流をはかって下さい。
 「これでいいや」ではなく「これじゃないと」を目指しましょう。 

<質問の受付>
 授業中に受け付けます。

<その他>
 ビデオ撮影をしセルフチェックをします。
 自分の良い所(個性)と癖を把握し、普段から意識出来るようになりましょう。
 受け身では無く意欲的に取り組みましょう。
 クラス全体に波及効果があり、より充実した授業になります。
 より良い「学びの場」にしていきましょう!合言葉は「レッツトライ!」