シラバス情報

科目名
広島とハワイで学ぼう!めざせ国際人
授業コード
35031
担当者名
山本 貴裕
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2024年度前期
教職免許種類

授業内容
授業内容:
本授業では広島とハワイの歴史的つながりについて学ぶことを通して、広島というローカルな場所に立脚したグローバルな視点(つまりグローカルな視点)を養います。具体的には、広島からハワイへ渡った移民たちの歴史、彼らがハワイで出会った文化、などをいま広島に住む学生の視点からとらえ、グループワークでそれを表現していきます。グループワークの課題については、授業中に教員からフィードバックを行います。

授業方法:
1)何度か異なるグループに分かれ、グループワークでプレゼンテーションを作成し、発表します。
2)プレゼンテーションでは、教員からの評価に加えて、学生同士による評価を行います。
3)ハワイの文化を実践を通して学びます。

課題のフィードバック:
授業内で適宜行います。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業は、興動館科目の4つのフィールドの内、共生力に分類される授業であり、到達目標は以下のようなものです。
1. 広島とハワイの文化とつながりを学んで自分たちの視野を拡げる。
2. 広島とハワイを学ぶことでグローバル社会で活かせる力を身に付ける。
3. グループワークとディスカッションを通してコミュニケーション力を身に付ける。
【身につく力】 ②コミュニケーション能力 ③プレゼンテーション能力 ⑥協働して成し遂げる力
授業計画
第1回 ガイダンス&人間力チェックシート1 
    アイスブレークの後、この授業の目標、内容、全体の流れなどを学びます。
    *人間力チェックシート1【初回】55分(授業のオリエンテーションを含む):
     この回では、まず人間力について理解し、どのような人間力を身につけたいかを意識します。
第2回 「自分たちが知っているハワイ」(準備)
     自分たちが知っているハワイについてまとめプレゼンを作成します。
第3回 「自分たちが知っているハワイ」(プレゼン)
     自分たちが知っているハワイについてプレゼンします。
第4回 「ハワイの島々」(準備)
     ハワイの島々について調べプレゼンを作成します。
第5回 「ハワイの島々」(プレゼン)
     ハワイの島々についてプレゼンします。
第6回 「ハワイの神話」(準備)
     ハワイの神話について調べプレゼンを作成します。
第7回 「ハワイの神話」(プレゼン)
     ハワイの神話についてプレゼンします。
第8回 「ハワイと英米の関係」(準備)+人間力チェックシート2
     ハワイと英米の関係について調べプレゼンを作成します。
    *人間力チェックシート2【中間ふりかえり】30分
       この回では、自身の人間力の変化をふりかえり、その変化に対する考えを仲間たちに伝えます。
第9回 「ハワイと英米の関係」(プレゼン)
     ハワイと英米の関係についてプレゼンします。
第10回 「ハワイの日系アメリカ人」(準備)
     ハワイの日系アメリカ人について調べプレゼンを作成します。
第11回 「ハワイの日系アメリカ人」(プレゼン)
     ハワイの日系アメリカ人についてプレゼンします。
第12回 「広島とハワイ」(準備)
     広島とハワイについて調べプレゼンを作成します。
第13回 「ハワイの日系アメリカ人」(プレゼン)
     広島とハワイについてプレゼンします。
第14回 「広島をハワイの大学生に紹介する」(準備)
     広島について調べプレゼンを作成します。
第15回 「広島をハワイの大学生に紹介する」(プレゼン)+人間力チェックシート3
     広島についてプレゼンします。
                *人間力チェックシート3【最終ふりかえり】35分
     この回では、総合的なふりかえりを通して、自身の人間力がどのように成長したのかを理解します。
関連科目
「広い世界に飛び出そう!」「世界の思想と現代社会Ⅰ」「世界の思想と現代社会II」
準備学習等の指示
この授業は、興動館科目の「共生力フィールド」の授業です。毎回、共生力フィールドの達成目標を意識して授業に臨んでください。共生力フィールドの達成目標:①他者を共感的に理解する力をもつ。②豊かな自己表現力をもつ。
授業内でグループ作業を行うために、個人(またはグループ)単位での授業外での準備が不可欠です。授業外の準備には毎週60分必要です。
教科書
教科書は使用しません。必要な資料があれば、授業で配布します。
参考文献
矢口祐人『ハワイとフラの歴史物語』(イカロス出版、2005年)
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
この授業では以下のような成績評価基準を設けています。
(1)授業への参加度…25%
(2)アクティビティにおける貢献度と達成度…45% 
(3)レポートの内容…30%
実務経験と授業との関連
2013年から興動館プロジェクト「ハワイ広島文化交流プロジェクト」のコーディネーターをやっています。
備考
定員を30名とします。英語のプレゼンテーションでは英語の正確さは問いません。英語に自信のない学生も是非トライしてみてください。

興動館科目では、あなたの人間力の成長を記録するために、ふりかえりと分かち合いを重視した「人間力チェックシート」を作成していただきます。