シラバス情報

科目名
現代日本経済事情Ⅰ
授業コード
21031
担当者名
江成 穣
副題
国内編
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2024年度前期
教職免許種類
中学一種(社会)

授業内容
日本経済は、その中で日本の消費者や企業が生活し、活動しており、生産、消費、雇用、賃金、物価、GDP、技術、IT、等の言葉で表される活動に従事し、その結果を数量的に表し、成長と発展を目指して諸政策が実施される場です。その全体像を概括的に、経済全体の視野に立って、またデータによる解説も併せて論じます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
経済活動の内容や意味、用語の相互関連、正確な使用法、について正しく理解し、認識し、自ら使用出来るまでに習熟することが必要であり、社会人として今後活動していく上で基礎的な素養になり、日本経済に関するその知識や能力を更に自ら高めていけるよう、また社会経済現象を理解するための正しい視点を持てるようになることを目指します。

【身につく力】「知識・理解」、「論理的思考力・分析力」、「情報リテラシー」
授業計画
第1回 現在の国内および国際経済1:人口減少と経済
第2回 現在の国内および国際経済2:変化する産業の主役
第3回 現在の国内および国際経済3:経済リテラシーの重要性
第4回 マクロ的経済観1:失われた20年と各国経済の大きさ(GDP)
第5回 マクロ的経済観2:インフレとデフレ
第6回 マクロ的経済観3:物価指数
第7回 市場の機能1:市場の仕組み
第8回 市場の機能2:需要と供給、市場と計画
第9回 市場の機能3:格差問題と所得分配
第10回 市場の機能4:市場の失敗と公害
第11回 市場の機能5:政府の機能と公共財
第12回 国民生活と経済1:年金制度
第13回 国民生活と経済2:医療の経済
第14回 国民生活と経済3:日本の雇用
第15回 国民生活と経済4:財政赤字の問題
関連科目
ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学Ⅰ、Ⅱ
準備学習等の指示
(1)日本や世界の経済動向について、日頃からニュース・新聞等に目を通し、考えることを習慣にしましょう。
(2)講義資料を事前に掲示するので、毎回約30分以上は予習、復習に時間をかけましょう。聞き慣れない用語は事前に調べておくと授業がより分かりやすくなります。
(3)講義中に指示される課題(小テスト・小レポート)の準備は特に丁寧に取り組みましょう。
教科書
教科書は指定しません。講義の際に適宜参考資料を配布します。
参考文献
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験(70点)、講義中の課題又は小テスト(30点)、ただし、授業への参加度、受講態度等を配慮し、必要に応じ調整することがあります。
実務経験と授業との関連
備考
講義中は私語などを避け、集中して受講しましょう。