シラバス情報

科目名
生産管理論
授業コード
22041
担当者名
藤谷 麻菜
副題
生産におけるオートメーションの発達
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2024年度前期
教職免許種類

授業内容
本講義ではモノづくりの手法がどのように発展してきたのかを、生産システムの進化と技術発展と共に整理して学びます。現在は第4次産業革命時代の到来とも言われ、AIやIoTなどのデジタル技術が著しく進歩し、新技術を用いてモノづくりも大きな変化を迎えています。こうした動向を踏まえて、現代日本の企業や社会を取り巻く状況や直面している課題について検討していきます。本講義では講義内容に関する小レポートを2回課し、講義内にてコメントを行います。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
【到達目標】
日本の「モノづくり」を支えてきた生産管理の特徴について、生産システムの発展と結び付けて理解することを目的とします。モノづくりは日本経済の根幹を担っており、この構造はこれからも維持されると予測されます。一方で、現在は情報通信技術の発展により、従来までのモノづくりが大きく変化している最中にあります。こうした技術発展に伴うモノづくりの変化とこれからの日本企業の課題を考えていくことを目的とします。
【身につく力】 「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「問題解決力」
授業計画
第1回 オリエンテーション—講義の概要
第2回 生産管理の基本的理解
第3回 産業革命と生産体制の発展
第4回 テイラーの科学的管理法
第5回 フォード・システムの登場
第6回 フォード・システムと社会の変化
第7回 トヨタ生産方式への発展
第8回 トヨタとサプライヤーシステム
第9回 日本企業の海外進出
第10回 情報化の進展
第11回 インダストリー4.0とドイツ
第12回 第4次産業革命時代の生産管理①IoT、AIの利用
第13回 第4次産業革命時代の生産管理②スマート工場
第14回 デジタル化の発展と社会の変化
第15回 現代の生産管理の課題
関連科目
なし
準備学習等の指示
講義前にアップロードされている講義資料に目を通しておいてください。分からない用語などがあれば、事前に調べてください。予習に約20分以上はかけてください。
教科書
教科書は指定せず、毎回講義資料を配布します。
参考文献
坂本清(2017)「熟練・分業と生産システムの進化」文眞堂。
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験:70%、小レポート:30%
実務経験と授業との関連
なし
備考