シラバス情報

科目名
スポーツ栄養学
授業コード
26030
担当者名
加藤 元士、兼安 真弓
副題
スポーツのための栄養と食事
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2024年度後期
教職免許種類

授業内容
生活習慣病の予防・改善,健康維持・増進及びスポーツ競技力を高めるためには,適切な運動・栄養・休養が欠かせない。スポーツ栄養学を理解するためには,運動と栄養,双方の基礎的知識が必須である。この科目では,運動と栄養の関係について,運動生理学,トレーニング科学,スポーツ医学,栄養学の基礎的知識を深め,応用知識や実践技術として,健康増進とスポーツ競技力向上のための栄養に関する知識を修得する。また,健康づくりのための運動指導からスポーツ選手の競技現場まで,幅広く活用できるスポーツ栄養学を科学的根拠に基づいて学ぶことを目標とする。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
到達目標:基礎的知識として,栄養素の種類・機能・代謝,エネルギー代謝,運動時の生理的特徴,特殊環境下の生理的特徴について理解を深め,それらについて説明することができる。また,応用的知識として,運動時の栄養補給(糖質,脂質,蛋白質,ビタミン及び無機質の摂取),運動時の水分補給,サプリメントとエルゴジェニックエイド,試合前後及びトレーニング期の食事について学び,それらについて説明することができる。

【身につく力】「知識・理解」,「論理的思考力・分析力」  
授業計画
第1回 ガイダンス・栄養学の基本
第2回 競技者の食事の基本
第3回 トレーニングとエネルギー代謝
第4回 エネルギー消費量とエネルギーバランス ①
第5回 エネルギー消費量とエネルギーバランス ②
第6回 運動時の水分補給①
第7回 運動時の水分補給②
第8回 競技者の糖質摂取
第9回 競技者のたんぱく質・アミノ酸摂取
第10回 競技者の骨の健康、貧血と栄養摂取
第11回 ビタミン・抗酸化物質と運動
第12回 サプリメントとエルゴジェニックエイド
第13回 試合前後およびトレーニング期の食事
第14回 ジュニアおよび女性競技者の栄養摂取
第15回 競技者の食事管理・まとめ
関連科目
健康運動プログラム論,スポーツ生理学,スポーツ医学
準備学習等の指示
配布した資料をよく読んでおきましょう。分からない用語などは事前に調べておきましょう。また,60分以上の予習学習をすることで理解度も高まります。
教科書
教科書は使用しません。適宜、プリントを配布します。
参考文献
理論と実践スポーツ栄養学,鈴木志保子 著,日本文芸社
定期試験の実施
実施しません。
成績評価の方法
小テスト(加藤担当30%、兼安担当40%)
レポート(20%)
授業への参加度(10%)
実務経験と授業との関連
備考
"※ 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者養成講習共通科目

講義中は、私語・飲食厳禁とします。
無断の途中退席は認めません。
遅刻と無断の途中退席は3回につき欠席1回分として取り扱います。
授業の2/3以上の出席がない場合は、評価不能となります。