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 教員名 : 田中 章司郎 
 | 科目名 コンピュータ基礎Ⅰ 授業コード 24018 担当者名 田中 章司郎 副題 コンピュータ(ハードウェアの仕組みと動作)について学ぶ 科目ナンバリング 単位数 2.00単位 配当年次 2年 開講学期 2024年度前期 教職免許種類 高校一種(情報) 授業内容 情報革命とも呼ばれるほどIT技術は激しく変化しています。しかし,その背後には,時代が変化しても変わることのない基本的な原理が存在しています。この授業科目では,その基本的なコンピュータの動作原理を,初歩から理解することに重点を置きます。また,この授業で学ぶ内容に対応する情報処理技術者試験の問題を,随時練習問題の材料として用います。練習問題・レポートの解答例と解説は,その授業,または次回の授業の冒頭で行います。到達目標の理解度を練習問題などで確認しながら授業を進めますので,シラバスの内容が変更になることがあります。 講義の形式は,座学と一部PCを使用した実習を行います。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 次を目標とします。 (1) コンピュータ内部のデータ表現を説明できる (2) 論理関数,論理回路,順序回路が分かる (3) コンピュータの命令とデータの形式を学ぶ (4) コンピュータ内部の命令実行の具体例が分かる 【身につく力】「問題解決力」,「論理的思考力・分析力」 授業計画 第 1回 コンピュータと2進数 第 2回 整数と文字コード 第 3回 IBM System/360の登場と16進数表記,Windows電卓の利用 第 4回 負数と2進数の加減算 第 5回 固定小数点数と重除算,左シフト,右シフト 第 6回 浮動小数点数 第 7回 集中的練習問題 第 8回 真理値表と論理回路 第 9回 論理回路と論理式,ブール代数 第10回 2進数2入力の組合せ回路 第11回 任意の組合せ回路の作成 第12回 加算回路 第13回 フリップフロップ回路,順序回路 第14回 アセンブラ言語(CASL2)とコンピュータの命令と動作 第15回 集中的練習問題 関連科目 準備学習等の指示 ゆっくりと進めていきます。事前にできるだけ予習をして,予習で理解できなかった点を授業で理解していくようにしてください。それでも解決できなければ,その次の授業のはじめで質問してください。毎回約30分以上は予習・復習に時間をかけましょう。 教科書 教科書の指定はありません。必要な資料は,授業で配布します。 参考文献 必要に応じて,Webアドレスなどを助言します。 定期試験の実施 定期試験を実施します。 成績評価の方法 到達目標について,レポート・練習問題・授業への参加度(10%),定期試験(90%)により評価します。出席回数が11回以上の出席者については,授業への参加度として合計点に加味することがあります.授業中に注意しても,私語,スマートフォンのゲームをやめないなど,受講マナーを守れない学生は,以後の出席を認めないか,減点します。 実務経験と授業との関連 備考 |