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 教員名 : 尾方 剛 
 | 科目名 スポーツコーチング論 授業コード 26024 担当者名 尾方 剛 単位数 2.00単位 配当年次 3年 開講学期 2024年度後期 教職免許種類 授業内容 スポーツにおけるコーチングは、競技者とコーチなどが一体となって、競技力の向上と人間的な成長を目指し、目標に向かってトレーニングが行われています。そして、よいコーチングとは、個人を尊重し、個人で考える力を育て、プレイヤーの能力を可能な限り引き出すことです。本講義では、スポーツ現場で実際に起こっている・起こりうる問題と、その解決方法に関する基礎を主に学んでいき、スポーツコーチングにおける心理的や戦術的視点などを踏まえながら目標設定と方法について紹介します。さらに、本講義では、競技者の評価や近年発達するITとの関連についても解説しながら、今後あるべきスポーツコーチング論について学習します。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 スポーツにおける様々な現場で、競技者やコーチが直面する問題を理解し、その解決方法を学ぶと共に、スポーツ指導の基礎的知識と指導法を身につけることとします。 【身につく力】「知識・理解」「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」 授業計画 第1回:スポーツコーチングとは 第2回:「コーチング」と「ティーチング」 第3回:スポーツにおける人間教育・人間形成 第4回:スポーツ活動と安全管理・安全教育 第5回:スポーツ事故におけるスポーツ指導者側の法的責任 第6回:スポーツ指導現場における暴力・体罰・各種ハラスメントの根絶 第7回:トップアスリート育成のための「見る」力(観察力) 第8回:トップアスリート育成のための「考える」力(スポーツ科学) 第9回:トップアスリート育成のための「伝える」力(コミュニケーションスキル) 第10回:競技スポーツとIT 第11回:競技者育成プログラム①(目標設定と方法) 第12回:競技者育成プログラム②(指導計画) 第13回:競技者育成プログラム③(評価) 第14回:競技力向上のためのチームマネジメント 第15回:まとめ 関連科目 スポーツトレーニング論、スポーツ心理学、スポーツ生理学 準備学習等の指示 各回の授業をしっかりとした気持ちで受講してください。指導書・教本等に目を通しておくようにしましょう.。また,30分以上の予習学習をすることで理解度も高まります。 教科書 教科書は使用しないが、随時、資料等のプリントを配布します。 参考文献 「コーチングクリニック」 ベースボールマガジン社 「トレーニングジャーナル」 ブックハウスHD 他 定期試験の実施 定期試験を実施します。 成績評価の方法 スポーツコーチング論では、ルーブリックを用いて、下記に示している区分にて総合的に評価いたします。なお詳細につきましては、第1回目のガイダンスにて説明いたします。 定期試験(60%)、授業への参加度(15%)、レポート作成(15%)、発表・質疑応答(10%) 実務経験と授業との関連 選手として陸上競技の長距離・マラソン種目に取り組みました。選手引退後はセカンドキャリアとして陸上競技部の監督に従事し、選手指導を行っています。選手・指導者での経験を活かし、実社会でも求められるコーチングの意義や活用方法などを解説します。 備考 受講条件:日常生活においてスポーツに関心を持って活動していることが望ましい。 受講心得:受講中は私語・飲食は禁止します。 ※ 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者養成共通科目 |