教員名 : 井上 英之
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科目名
ゼミⅠ メ(井上英之)
授業コード
41382
担当者名
井上 英之
単位数
4単位
配当年次
3年
授業概要・授業計画
<背景>
地域社会は、急激な人口減少に加え、コロナ禍やデジタル化の進展等を受けて激変の時代を迎えています。一方(デジタル)メディアを活用すれば、優良な地域資源は海外を含めた域外での市場開発に関して、大きな可能性を有しています。地元メディア始め自治体や企業は、地域の生き残りをかけて、こうした視点を持ち、スキルを磨き続けていこうという人材を必要としています。 <授業概要> 本ゼミでは、「地域資源の磨きなおしと域外の市場開拓」に必要な基礎知識を学び、各人が選んだテーマに基づいて、メディアを活用した、「地域資源の域外市場開発に関する企画作業」を行います。 授業は、必要な知識を身に着ける「入力編」、学んだ知識を活かして企画作業を行い、発表する「出力編」の二部構成で行います。 またここで各人が選んだテーマは、ゼミⅡに引き継ぎ、卒業研究&卒論制作へと深化させていくことを前提としています。 <到達目標> 「地域の未来を拓くための基礎知識」を学び、「書く」「話す」「企画する」ことを通じて、自らの知識として習得するとともに、論理的に考え、情報を収集し、書き、話し、相手の共感を得る表現力を身に着けます。 【身につく力】「コミュニケーション力」「課題発見・解決力」「ディスカッション力」 <授業計画> 第1回〜第15回<入力編> 教員による講義形式での情報・知見インプットを核として、各人のメディアネタ披露、講義に関する質疑応答で構成。 ① ガイダンス ② メディアを知る・メディアビジネスを知る ③ AIとメディア ④ 地域を知る・地域は今どうなっているのか? ⑤ 地域の魅力とは ⑥ 地域におカネを落とすしくみ ⑦ 地域にとってのインバウンド ⑧ 地域にとってのローカルクールジャパン ⑨ シェアエコノミーという切り口 ⑩ ソーシャルビジネスという切り口 ⑪ ブランディング概論 ⑫ ローカルブランディングとは ⑬ ローカルブランディング事例紹介 ⑭ キーパーソンとの対話 ⑮ 中間総括:個人作業への橋渡し 第16回〜第30回<出力編>教員指導による企画作業を中心に、各人のメディアネタ披露、作業等に関する質疑応答で構成。 ① 個人作業に関するガイダンス ②③④ 情報収集による個人テーマの設定 ⑤ 中間報告第1回 ⑥⑦⑧ 企画作業 ⑨ 中間報告第2回 ⑩ 企画書化作業 ⑪ 初期プレゼン ⑫⑬ 企画書化仕上げ ⑭ 最終プレゼン ⑮ 講評・総括 (注1) 授業内容や順序は変更する場合があります。 (注2) 地元メディア等とのコラボ作業による講義や作業をもって充当する場合があります。 (過去の個人作業テーマ例) 「広島の聖地巡礼 」 「Re Soup」(広島県産廃棄野菜を活用したスープのインスタグラムマーケティング) 「しじみの殻で地域活性化」 「インテリアで藍染めを活用」 「 I T企 業× 瀬⼾内海」 「倉橋島の展開を参考にした愛南町の今後について」 「ゆるキャンΔの経済効果」 「芸備線の観光資源化」 「湯来町温泉地の再生プロジェクト」 「書道パフォーマンス甲子園愛媛聖地化計画」 「多文化共生社会と地域」 「海人の藻塩」および「とびしま海道」地域振興プロジェクト 「イタリアーノひらおフェスタ」 「尾道こども天国」 「ネット上の誹謗中傷の心のケア」 「手袋メーカーが爪を守るプロジェクト 」 (準備学習等の指示) 毎回ゼミ開始時に「今週私が注目したメディアネタ」を披露してもらいます。 この習慣づけによって,メディアに関する自分なりの視点を涵養するとともに,情報を要約して会話する「雑談力」の獲得を狙います。 ビジネスにおける「雑談力」は相手との距離を縮め,商談を円滑化する大きな武器となります。 スマホやテレビだけではなく,街中の看板や電車の中,店舗等にも目を向けて,他の人が気づかないオリジナルなメディアネタを仕入れて,さまざまな人と会話できる視点とスキルを身につけてください (選考スケジュール) 第一次登録期間:11/10(金)〜11/20(月) ※研究室自由訪問期間:事前にメール等で連絡ください。オンラインでの面談も可能です。 ※訪問・面談ではなく、メールベースでの対応も可能です。 ※本ゼミは面談を必須とはしていません。志望理由は明確に提示してください。 第一次選考期間:11/22(水)〜11/28(火) 第一次選考結果発表:12/1(金) 第二次登録期間:12/1(金)〜12/7(木) ※本ゼミは面談を必須とはしていません。志望理由は明確に提示してください。 第二次選考期間:12/8(金)〜12/12(金) 第二次選考結果発表:12/15(金) 第三次登録期間:12/15(金)〜12/19(火) ※本ゼミは面談を必須とはしていません。志望理由は明確に提示してください。 第三次選考期間:12/20(水)〜12/22(金) 第三次選考結果発表:12/27(水) 教科書
使用しません。必要な資料は配布します。
活動予定
ゼミ生の皆さんの希望や考え方を聞きながら、企業経営者やマスメディア関係との連携を主軸に進めます。
成績評価の方法
授業への参加度、発言、提出企画書、プレゼン内容、主導的な活動等を勘案して評価します。
選考方法
学科の選考手続きに沿って選考します。
履修条件
欠席時、遅刻時等の連絡必須のこと。
積極的かつ節度ある受講態度を求めます。 オフィスアワー
水曜日3限13時〜14時半。それ以外でもメール連絡等により適宜対応いたします。
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