シラバス情報

科目名
情報処理の基礎Ⅳ
授業コード
32057
担当者名
中谷 文代
副題
Accessを使ったデータベースの基礎
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2025年度前期
教職免許種類

授業内容
Accessを使って、データベース作成の基礎を学びます。

【授業実施方法】
①前回の「復習」、②今回の内容を解説・実習する「学習」、③学習内容を定着させる「確認」の3部構成を基本とします。
①は授業内容によっては③と一緒に実施する場合もあります。欠席時の予習と復習は1時間以上必要です。

【フィードバック】
提出された課題内容を、翌週の授業冒頭に解説します。
確認テストを2回実施します。1回目のテストは基礎編として第4回までの内容と基本用語についての知識チェックを行い、翌週の授業で採点結果を返却・解説します。
2回目のテストは、ひとつのデータベースを完成させる内容で、テスト終了後に簡単な解説をします。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
【到達目標】
Accessの基本操作を学び、以下の到達目標を達成することを目的とします。
①テーブル・クエリ・フォーム・レポートを順序立てて学習し、これらの関係を理解して作成ができる。
②複数のテーブルの関連付けの意味を理解して学ぶことで、理論的に考えることができるようになる。
③データベースの仕組みを理解し、簡単なデータベースが作成できる。

【身につく力】
「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「情報リテラシー」
授業計画
第1回 オリエンテーションとデータベースの操作体験
第2回 テーブルの作成
第3回 テーブル作成の応用と演習
第4回 リレーションシップの設定
第5回 総合演習Ⅰ
第6回 習熟度確認テスト1(データベース基礎編)および解説
第7回 クエリⅠ
第8回 クエリⅡ
第9回 クエリⅢ
第10回 フォームの作成
第11回 レポートの作成
第12回 マクロ・総合演習Ⅱ
第13回 データベース設計練習
第14回 総合演習Ⅲ
第15回 習熟度確認テスト2(データベース完成編)および総括
関連科目
関連科目は特にありませんが、Excelの基本操作ができるほうが、より理解が進みやすいです。
「情報処理の基礎Ⅱ」もしくは「情報処理入門Ⅱ」を履修、または同等のレベルにあることが望ましいです。
準備学習等の指示
充電をしたノートパソコンを毎回必ず持参して下さい。
初回授業までに「ノートパソコンの初期設定」を必ずしておきましょう。
また、翌週の授業までには1時間以上の復習をして次の授業に備えましょう。
習熟度テスト前は、総復習に2時間以上の時間をかけてください。
教科書
経済的負担軽減の為、主にペーパーレス教材を使用します。教科書の購入は不要です。
PDFファイル、Accessファイル、プリントを使用します。
より深い理解の為、別途ノート等にポイントをまとめるなどの作業を推奨します。
参考文献
参考文献はありませんが、関連する資料等はその都度配布、または参照を指示します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
【授業への参加度と課題提出 30%】
到達目標①を、毎回の課題提出物で評価します。無断欠席、スマホ利用、私語などの消極的授業態度は減点します。

【オリジナルデータベース作成 10%】
到達目標②を、第13回のデータベース設計練習の仕上がり具合で評価します。

【習熟度テスト2回 60%】
到達目標③を、2回のテスト実施により、指示された成果物が正確に作成できるかで評価します。
実務経験と授業との関連
なし
備考
<受講条件>
Excelの基本スキルがあることが望ましいです。

<受講心得>
授業には積極的に取り組み、わからないところは必ず質問して解決してください。
欠席連絡は理由を添えてHUEナビのQ&Aで送りましょう。
この授業は各回の関連性が高いので、やむを得ず欠席した場合は必ず翌週までに自主学習し、次回の授業に備えることを徹底してください。

<ひとこと>
Accessを学習すると、世の中のデータベースの基本的な仕組みがわかるようになります。