シラバス情報

科目名
消費者行動論
授業コード
22031
担当者名
兎内 祥子
副題
買いたいと思う消費者の心理と行動
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2025年度後期
教職免許種類

授業内容
自分が好きな商品や店舗を思い浮かべてみてください。なぜその商品が好きなのでしょうか。私たち消費者は何を基準に、どうやって商品や店舗を選択しているのでしょうか。同じような商品なのに、なぜ売れる商品と売れない商品があるのでしょうか。なぜ流行は起こるのでしょうか。消費者行動論では、このような問題について様々な角度から考えます。本授業は、講義形式で行います。毎回の授業の終わりに内容に関する課題を行ってもらい、次の授業の最初に解説します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
この講義の到達目標は、以下の2点です
・消費者行動論の基本的な知識を理解し、具体的な例とともに説明することができること
・消費者行動論とマーケティング論との関係性を理解し、モノが売れる理由を消費者視点から分析できること

【身に付く力】知識・理解、論理的思考力・分析力
授業計画
第1回  オリエンテーション
第2回  消費者の買い物行動(講義中に課題や小テストを実施します)
第3回  個人としての消費者:知覚(講義中に課題や小テストを実施します)
第4回  個人としての消費者:学習(講義中に課題や小テストを実施します)
第5回  個人としての消費者:記憶(講義中に課題や小テストを実施します)
第6回  個人としての消費者:態度とその測定に関する理論(講義中に課題や小テストを実施します)
第7回  個人としての消費者:態度変容に関する理論(講義中に課題や小テストを実施します)
第8回  個人としての消費者:購買までの意思決定プロセス(講義中に課題や小テストを実施します)
第9回  個人としての消費者:購買後の意思決定プロセス(講義中に課題や小テストを実施します)
第10回  消費者コミュニケーション(講義中に課題や小テストを実施します)
第11回 社会的存在としての消費者:アイデンティティ(講義中に課題や小テストを実施します)
第12回 社会的存在としての消費者:家族と集団(講義中に課題や小テストを実施します)
第13回 社会的存在としての消費者:消費文化(講義中に課題や小テストを実施します)
第14回 社会的存在としての消費者:流行と普及(講義中に課題や小テストを実施します)
第15回 講義のまとめ
関連科目
マーケティング論基礎、マーケティング論、ブランド論
準備学習等の指示
事前学習:教科書の指定されたページの内容を読んできてください(30分)。
事後学習:講義内容の復習をしてください。とくに、毎回、進んだ範囲までの教科書を読むとともに、授業の資料や紹介する参考文献を読み、知識を定着させるようにしてください(2時間〜3時間)。

教科書
松井剛・西川英彦(2020)『1からの消費者行動 第2版』、碩学舎 、2640円
参考文献
髙橋郁夫・高嶋克義(2024)『入門 消費者行動論』、有斐閣、2530円
田中洋(2015)『消費者行動論 (【ベーシック+】)』、中央経済社、2640円
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験:70%
出席回数が総講義回数 の 3 分の 2 に満たない場合には、定期試験の受験を認めないことがあります。
授業への参加度:30%
授業への参加度とは、「①授業へのディスカッションへの参加」 + 「②講義中に出題する課題の得点」 の合計で評価します。
実務経験と授業との関連
なし
備考
講義中は以下のことを厳守してください。
守られていないと判断した場合は注意します。また、著しく授業妨害となる行為があり、注意しても改善が認められない場合、定期試験の受験を認めないことがあります。
①禁止事項(緊急ではない事情での途中退出、私語、イヤホンの装着、授業と関係がないスマートフォン・パソコン・携帯電話の使用)
②毎回、学生証を必ず持参してください。
③パソコンとスマートフォンを充電した上でもってください(授業中に課題や小テスト、講義資料のダウンロードなどをしてもらうために必要になります)
※初回の講義で、成績評価や講義のルールについて詳しく説明します。必ず出席してください。