シラバス情報

科目名
スポーツビジネス演習Ⅰ
授業コード
26040
担当者名
松永 隆、小笠 喜徳
副題
企業研修のための準備となる事前学習
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2025年度前期
教職免許種類

授業内容
【★重要★】夏季休暇中、またはその前後の研修に参加できない人、後期のスポーツビジネス演習Ⅱの履修ができない人の参加はできません。

 スポーツ関連企業や団体(プロやアマチュアのスポーツ球団やクラブ、スポーツ用品関連企業、スポーツ用品小売り業、スポーツイベント関連企業、体育館等運営団体、地方競技団体など)で夏季休暇中やその前後に行う研修の事前学習です。仕事についての基本的知識、取り組み姿勢を学び、研修企業やその業界の研究、ケース・スタディなどを行います。これらの研究を通じ、企業・団体研修への目的意識を高め、社会人となるための基本的なマナーを習得した上で、さらにビジネスマナーについて理解し、その習得を目指します。
※昨年度の研修先実績(広島東洋カープ、サンフレッチェ広島、広島ドラゴンフライズ、広島サンダーズ、ミズノ中国支社、体育社、サッカーショップKAMO、広島県立総合体育館、広島市スポーツ協会、広島県サッカー協会、ファジアーノ岡山、ロアッソ熊本)=本年度の研修先は交渉中であり、研修先として保証されるものではありません。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
 本講義は、スポーツ関連企業・団体、およびスポーツビジネスについて、
(1)企業人・社会人として通用する最低限のマナーおよび研修先企業・団体と、その業界に関する知識の習得
(2)明確な課題と目的意識をもって現場体験実習としての企業・団体研修への取り組み
(3)企業・団体研修体験とその成果の報告書作成・成果発表
で構成されています。
 スポーツ関連企業・団体、およびスポーツビジネス現場の理解を深めるとともに、ビジネスパーソンとして必要な、より実践的な行動力、協調性など実践力を身に付けることを目標としています。

【身に付く力】
「知識・理解」「コミュニケーション能力」「プレゼンテーション能力」「チャレンジする力」
授業計画
・第1回 オリエンテーション
・第2回 企業研修(インターンシップ)とは
・第3回 スポーツ産業とスポーツビジネス
・第4回 ケーススタディⅠ(業界説明+過去の研修企業紹介)
・第5回 ケーススタディⅡ(研修候補先の提示、希望アンケート実施)
・第6回 研修候補とのマッチング用個別面談
・第7回 企業研究や関連情報の収集
・第8回 マナー講習会1(ビジネスマナー基礎=服装、あいさつなど)
・第9回 マナー講習会2(ビジネスマナー応用=メール例文、ケーススタディほか)
・第10回 マナー補習(学生常識との乖離と現実確認)
・第11回 研修課題の設定
・第12回 発表
・第13回 自己紹介書添削
・第14回 自己紹介書・グループ討議
・第15回 報告書の書き方と研修に関する諸注意
※内容、順番については変更する場合があります。
関連科目
スポーツビジネス視察Ⅰ(国内)
スポーツビジネス視察Ⅱ(欧州)
プロスポーツ論
キャリアスキルズ
広島スポーツ入門
準備学習等の指示
「興味のあることは何か?」「夢中になれるものは何か?」「将来どのような道に進むのが自分にとってわくわくするのか?」を考えてみてください。日常生活の中に数多くのヒントがあります。そのためには日々、最低1時間以上は情報収集に努めてください。新聞やWEB、SNSなどからの情報入手、人との出会いによる視野の拡大などが大切です。
1日24時間全てが学びの場であると認識し、興味のある分野のことを知っていそうな人を探して沢山話をしましょう。それにより、いろいろなことに興味がわき、知りたい気持ちが高まり成長に繋がります。
教科書
教科書は使用しません。必要に応じて資料等のプリントを配付します。
前年度の企業研修報告書、企業研修派遣先リスト、事前学習ビジネスマナー講習テキスト等
参考文献
必要に応じてアドバイスします。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
授業参加度(出席状況、課題への取り組みや受講態度、課題や活動への積極的な取り組み姿勢など)、期限内の提出物の処理などから総合的に評価します。
※特に出席不良の場合は、企業・団体研修を取り消す場合があります。
※企業・団体研修の完遂と研修報告書の期限内提出がなされない場合は、単位を認定しません。
実務経験と授業との関連
民間企業・団体で長年実務に携わった教員が指導します
備考
【受講条件】
・夏季休暇中かその前後に実施するスポーツ関係企業・団体での研修(インターンシップ)に参加できること。
・後期の「スポーツビジネス演習Ⅱ」を履修できる人。2年次生の履修を優先します。
・あらかじめ履修承認の手続きを踏み、承認された学生を対象とします。
・社会人としての基本マナー(挨拶・時間厳守など)の厳守が求められます。