シラバス情報

科目名
資格英語Ⅳ a
授業コード
11428
担当者名
石川 佳浩
副題
スコアアップTOEICⅡ
科目ナンバリング
単位数
1.00単位
配当年次
1年
開講学期
2025年度後期
教職免許種類

授業内容
TOEICでスコアアップを目指す授業です。TOEICで高得点を取るためには出題形式への慣れや時間管理、問題文の先読み戦略等の「解答力」と語彙、文法、聞き取りや読解といった「英語力」の両方が必要です。基礎的な問題を中心に学習した「資格英語Ⅲ」から発展して、本授業では、本番とレベルの近い公式問題集を解き、解答根拠を考えます。さらに、語彙学習のペイスメイカーとして、単語テストを実施し、計画的に語彙力をつけ、600点レベルを少し超える英単語まで学習します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
日本人のTOEICスコアの平均で、概ね英語の基礎が身についていると評価され、履歴書に書けると言われているレベル(600点以上)を目指します。特にすぐに結果が出やすいListeningとPart 5(単文空所補充) と語彙を集中的に対策します。一度やった問題をもう一度、根拠を持って解けるようになることを目標とします。【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」
授業計画
第一回オリエンテーション
第二回単語テスト①、実力テスト
第三回単語テスト②、test 1 Part 1, 2 演習と復習
第四回単語テスト③、test 1 Part 3, 4 演習と復習
第五回単語テスト④、test 1 Part 5, 6 演習と復習
第六回単語テスト⑤、test 1 Part 7 Single Passage 演習と復習
第七回単語テスト⑥、test 1 Part 7 Multiple Passage 演習と復習
第八回中間テスト
第九回単語テスト⑦、test 2 Part 1, 2 演習と復習
第十回単語テスト⑧、test 2 Part 3, 4 演習と復習
第十一回単語テスト⑨、test 2 Part 5, 6 演習と復習
第十二回単語テスト⑩、test 2 Part 7 Single Passage 演習と復習
第十三回単語テスト⑪、test 2 Part 7 Multiple Passage 演習と復習
第十四回単語テスト⑫、実力テスト
第十五回期末テスト
関連科目
資格英語Ⅲ
準備学習等の指示
TOEICのスコアアップには反復学習が必要です。模試でわからない単語や表現を覚え、問題を解きなおし、音読を徹底してください(復習のやり方はオリエンテーションや新しいPartを扱ったとき等に説明します)。わからない部分は自分で調べ、それでもわからないところは質問をしてください。毎回英単語テストを実施します。単語帳の指定された範囲の英単語を、英語を見て和訳が言えるように覚えてください。
教科書
「資格英語Ⅲ」と「資格英語Ⅳ」の両方で通年使用するもの
・ 『TOEIC L&Rテスト 最強 単語&フレーズ』 (早川幸治 著、桐原書店、2020) 税込1,760円
「資格英語Ⅳ」でのみ使用するもの
・ 『公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9』(国際ビジネスコミュニケーション協会、2022) 税込 3,300円
参考文献
授業内で適宜おすすめ参考書を紹介します。
無料で使用できるオンライン学習教材として「ぎゅっとe」を申し込んでおくと良いと思います。授業は基本的に紙ベースのテストに対応して行いますが、学内TOEICはオンライン受験です。したがって、パソコンの画面で問題を解くことに慣れる意味でも申し込んでおくと良いです。また、「abceed」という英語学習アプリの無料会員になっておくと、スマートフォンで公式問題集の音声が聞けて便利です。有料のPRO会員になる必要はありません。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
1. 授業内小テストの総得点: 80% (中間テスト35%、期末テスト45%)
*教科書や授業で配布するプリント等からの問題やその類題を出題します。
2. 授業への参加度: 20% (単語テスト20%)
*新単語約90語程度の中から15語、復習5語程度出題予定です。
※授業計画の第2回と第14回実施予定の「実力テスト」はみなさんの英語力の伸びを実感してもらうために実施します。成績評価の対象ではありません。
実務経験と授業との関連
備考
1月、2月、3月のいずれかにTOEIC Listening & Reading 公開テストを受験することを強く推奨します(受験料7,810円)。必ず受けなければならないというわけではありません。もし受けたら今後の授業設計への参考としたいので結果及び「abilities measured」を見せていただければ幸いです。