教員名 : 青谷 章弘
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科目名
ゼミⅠ (青谷章弘)
授業コード
41329
担当者名
青谷 章弘
授業題目
数理モデルによる自然現象・社会現象の解析
科目ナンバリング
単位数
4.00単位
配当年次
3年
授業概要・授業計画
(概要)
天気予報や、感染症の感染者予測のように、自然現象・社会現象の近未来を予測するデータを目にしたことがあると思います。このような予測を行う手法の一つに、数理モデルがあります。数理モデルを用いた研究では、現象を特徴付ける重要な要素を抽出して数式で表し、その数式をコンピュータに計算させることで、近未来の様子を予想します。あるいは、現在の様子を再現して、その現象がおきる仕組みを明らかにします。本ゼミでは、数理モデルを用いて自然現象・社会現象の解析を行う手法を身に着け、何らかの現象の解析を試みることを目的とします。 研究対象となり得る現象は、生物の個体数変化(人口変化、感染症の流行など)、生物のパターン(ヒマワリの種子配列、砂漠の縞模様など)、生物集団の動き(交通渋滞、災害時の避難行動など)、スポーツの戦術(野球の最適打順など)などです。これらの現象は既にモデルが存在しますが、自分でモデル化することから考えたいという現象があれば、ぜひ一緒に考えたいです。 (1年の流れ) 3年次は、研究に必要となる基礎的な知識と技能を身につけることを目標とします。前期は指定したテキストを通じて、ある代表的な数理モデルについて学び、シミュレーションの基礎的な技能も習得します。シミュレーションには主にエクセルを用います。指定したテキストを輪読しますので、発表と質問を交代で行ってもらいます。輪読の準備物として各自に要約や質問書を作成してもらい、それらを提出物として評価に利用します。 後期は、様々な数理モデルについて学び、卒論のテーマを模索します。そのために、小グループを編成して異なる論文を読み、相互に発表を行います。その後、グループを再編成して研究テーマを設定し、グループで研究を進めます。最後に成果発表を行います。 教科書
テキストは使用しません。必要に応じて資料を配布します。
活動予定
学生と相談のうえ決定します。
成績評価の方法
ゼミへの参加度、課題の提出状況、輪読の発表および質疑、成果発表の内容により総合的に評価します。
選考方法
志望動機の文章と面接により選考します。選考には次の①〜③の手順が必要です。
①HUE NAVIで青谷のゼミⅠを希望登録して下さい。 ②志望動機をメールで提出して下さい。メールは次のように作成して下さい。 (メール件名) ゼミⅠ選考 (メール本文) 1.学部学科、学籍番号、氏名 2.志望動機(500字以上) (メールの提出先) ak-aota@hue.ac.jp ③次のリンクから面談を予約して下さい。面接は対面で行います。 場所は3号館4階403研究室です。 https://outlook.office365.com/owa/calendar/Bookings1819754@hueonline.onmicrosoft.com/bookings/ 【第一次選考の日程】 11月18日(月)までに①〜③を行って下さい。 ③の面談は,11月20日(水)〜11月25日(月)のいずれかの日に予約してください。 【第二次選考の日程】 12月6日(金)までに①〜③を行って下さい。 ③の面談は,12月9日(月)〜12月12日(木)のいずれかの日に予約してください。 【第三次選考の日程】 12月20日(金)までに①〜③を行って下さい。 ③の面談は,12月23日(月)〜12月25日(水)のいずれかの日に予約してください。 履修条件
・現象を数式で表現し、シミュレーションで再現することに興味があること。
・やむを得ず欠席や遅刻する場合も、必ず連絡をすること。 (エクセルのマクロやプログラミングの経験者が来てくれると色々できそうで嬉しいです。) オフィスアワー
月曜4限,水曜2限@403(3号館4階)
連絡先 ak-aota@hue.ac.jp |