シラバス情報

科目名
ゼミⅡ 済・営(木本一成)b
授業コード
41431
担当者名
木本 一成
授業題目
身近な社会問題 — 卒論作成 —
科目ナンバリング
単位数
6.00単位
配当年次
4年

授業概要・授業計画
ゼミⅡでは、前年度の活動をもとに、各自が設定したテーマに基づいて卒論を作成します。身近な社会問題を取り上げ、文献資料を調査・分析するとともに、近くにある関連する現場を取材して問題を掘り下げながら卒論作成に取り組んでいきます。記述においては、論証型論文の構成、論述方法、引用、典型的な文章表現、出典・注などに係わる技法を繰り返し学んで習得します。また、ゼミ内での発表や議論をとおして、客観的・多面的・批判的に問題をとらえることを学びます。このゼミⅡをとおして、問題を把握・分析・解決する力、他者と関わり協力すること、論理的に考え表現する力を身につけます。

<授業計画>
第1回 オリエンテーション
・ゼミⅡで取り組む内容を理解し、卒論完成までの計画表を作成する。
第2回〜第3回 卒論テーマ案(第3次)の発表
・卒論のテーマ案(第3次)のアウトラインを発表し、特徴、問題点、修正方法などについて理解する。
第4回〜第5回 卒論の作成方法の習得
・「磐石」(広島経済大学経済学会)を読んで、優れた卒業論文の書き方について理解を深める。
・文献調査、資料作成にかかわって、引用、典型的な文章表現、効果的な論理展開などの方法を習得する。
第6回〜10回 卒論作成と部分発表①
・取材計画を立て、アポをとって取材に行く。
・研究仮説、本論1を記述し発表する。
・質問や意見などの議論をとおして、記述内容の特徴、問題点、修正方法をとらえる。
第11回〜第15回 卒論作成と部分発表②
・取材対象を広げたり、同じ取材先に複数回めの取材を行ったりする。
・研究方法、本論2を記述し発表する。
・質問や意見などの議論をとおして、記述内容の特徴、問題点、修正方法をとらえる。
第16回〜第18回 中間発表会
・前書き〜本論2までを修正し、発表する。
・質問や意見などの議論をとおして、記述内容の特徴、問題点、修正方法をとらえる。
第19回〜第23回 卒論作成と部分発表③
・本論3,結論を記述し発表する。
・質問や意見などの議論をとおして、記述内容の特徴、問題点、修正方法をとらえる。
・卒論を完成させる。
第24回〜第28回 部分発表④と卒論の完成
・参考文献、添付資料、要約を記述し発表する。
・質問や意見などの議論をとおして、記述内容の特徴、問題点、修正方法をとらえる。
・卒論を完成させる。
第29回〜第30回 振り返り
・完成した卒論を互いに読み合って感想を述べる。
・ゼミⅡで取り組んだ内容を振り返る。
教科書
教科書は使いません。必要に応じて資料を配付します。
活動予定
<毎時の授業の進め方>
1)「執筆途中の卒論」を用いた発表と質疑応答(毎回の発表者:5名)
2)「卒論の書き方」についての教員による指導
<その他>
・ゼミ対抗スポーツ大会への参加や懇親会、他のゼミとの交流会を予定しています。


成績評価の方法
授業への参加度20%、中間発表での議論の内容30&、卒論の内容50%で総合的に評価します。

選考方法
履修条件
積極的な姿勢でゼミ活動に参加する者。

オフィスアワー
時間:水曜日3限(13:00〜14:30)