教員名 : 後藤 心平
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科目名
テレビスタジオ実践
授業コード
25005
担当者名
後藤 心平
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2025年度前期
教職免許種類
授業内容
※この授業はアクティブラーニング(学生自らの思考を促す能動的な学習)型です
スタジオからテレビ番組等の動画コンテンツを発信するための仕組み、役割(ディレクター、カメラマン、ミキサー、スイッチャー、タイムキーパー、CGなど)ごとの技術を実践的に学び、番組等のコンテンツを模擬的に発信することを通して、理論と実践を学ぶ授業です。10人前後のチームで1つの番組を模擬的に制作し、収録した番組を互いに評価しあいます。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
(1)スタジオから番組等の動画コンテンツを制作・発信するための仕組みを理解できる
(2)スタジオから番組等の動画コンテンツを制作・発信するための各役割とそれぞれの技術の基本を理解できる (3)番組等のコンテンツの制作・発信の実際を理解できる (4)1つの番組等の動画コンテンツを10人前後で制作・発信することを通して、協働して成し遂げるためのコミュニケーション能力が身につけられる 【身につく力】「知識・理解」「コミュニケーション能力」「協働して成し遂げる力」 授業計画
第1回 本授業の概要
第2回 テレビスタジオから番組を放送するための仕組み 第3回 テレビスタジオから番組を放送するための各役割と技術①(ディレクター、フロアディレクター、タイムキーパー) 第4回 テレビスタジオから番組を放送するための各役割と技術②(カメラマン、スイッチャー、ミキサー、CG) 第5回 実際の番組放送を視聴して、各役割の技術を確認、番組の構成を学ぶ 第6回 ミニ番組放送体験(グループA、Bがリハーサルと本番) 第7回 ミニ番組放送体験(グループC、Dがリハーサルと本番) 第8回 収録したミニ番組放送を視聴し相互に批評 第9回 グループごとに番組構成を検討 第10回 グループごとに検討した番組構成を発表、他グループからの感想発表 第11回 番組構成の再検討 第12回 番組放送に向けた準備(キューシートの作成、CG制作、BGM、SEの決定) 第13回 番組リハーサル、本番収録①(グループA、B) 第14回 番組リハーサル、本番収録②(グループC、D) 第15回 収録した番組を視聴し相互に批評 関連科目
メディア論、メディア・リテラシー、映像メディア論、映像制作基礎Aa・Ab、映像制作基礎B、映像制作応用
準備学習等の指示
普段からテレビ放送やネット動画の番組構成や撮影されている映像、映像のスイッチング、音声、CGに注目して視聴する。要する時間は30分〜60分です。
教科書
教科書はありません
参考文献
映像コンテンツの制作技術 (改訂版)
近藤 智嗣、定価3190円、放送大学教育振興会 定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
(1)制作[30%] ※10人ほどのグループで1つの番組を制作・放送するため、連絡や報告ができない人、欠席が多い人は評価が低くなります
(2)番組相互評価レポート[40%] (3)授業への参加度[30%] 実務経験と授業との関連
放送業界での25年の実務経験を活かし、映像作品を示して、具体的にわかりやすく解説します。
備考
・1、2年次のみ履修可
・「成績評価の方法」にも書きましたが、グループ作業が多いため、連絡や報告を密にできない人、欠席が多い人は評価が低くなります |