教員名 : 竹林 栄治
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科目名
プレゼミ 済・営(竹林栄治)
授業コード
41205
担当者名
竹林 栄治
単位数
2.00単位
配当年次
2年
授業概要・授業計画
授業内容と到達目標
このゼミでは、近現代における広島とドイツの交流の歴史を学習します。まず座学で基本的知識を学び、その成果をイベント(追悼式の開催、報告会の実施)等に反映させます。これらの学習の結果「読む力」・「まとめる力」・「書く力」・「伝える力」といった基礎的技能を身につけることです。そして3年次からのゼミの専門的な学習・研究の基礎となる技術、能力につながります。 また「コミュニケーション能力 」 「協働して成し遂げる力」「チャレンジする力」が高まります。 【身につく力】 「知識・理解」「コミュニケーション能力 」「プレゼンテーション能力」 「協働して成し遂げる力」「斬新な発想をする力」「チャレンジする力」「リーダーシップ」 授業方法 授業はグループでの活動が基本です。授業は次のような方法で行われます。 ①事前に配布資料を各自でダウンロードして読み込みます。予習には90分程度必要です。 ②授業本番では配布資料を指名された学生が音読し、各自がワークシートを記入します。その後ワークシートの解答を行います。 ③授業終了後1週間以内にHUENAVI上に掲示された確認問題を入力します。これで一コマ分の「学びのサイクル」が完成します。 ④学習成果の確認の一環として、11月2日に特別活動(比治山陸軍墓地でのドイツ兵俘虜の追悼式)に参加します。 ⑤第15回目では、それまでゼミで学習した主題を選んで、パワーポイントでの報告会を実施します。授業終了後にはレポートを提出します。 授業計画 第1回 アイスブレーク ゼミ生の心の垣根を取り払い、ゼミの一体感を醸成するためにじゃんけんゲーム・非言語ゲーム・他者紹介ゲーム等のアイスブレークを行います。 第2回 日独交流史①ー日独戦争とドイツ兵俘虜ー 第一次世界大戦中に生じた日独戦争の概要とその際日本に収容されたドイツ兵俘虜について学びます。 第3回 日独交流史②ー似島ドイツ兵俘虜と広島ー 第一次世界大戦中に広島市の沖合にある似島俘虜収容所に収容されたドイツ兵俘虜の様子と広島市民との経済的文化的交流について学びます。 第4回 日独交流史③ー似島ドイツ兵俘虜とのサッカー交流ー 似島俘虜収容所に収容されたドイツ兵俘虜と広島の学生とのサッカー交流について学びます 第5回 追悼式準備① 11月2日に実施予定のドイツ兵俘虜の追悼式の準備を行います(役割分担)。 第6回 追悼式準備② 11月2日に実施予定のドイツ兵俘虜の追悼式式の準備を行います(最終確認)。 第7回 振り返り 11月2日に実施予定のドイツ兵俘虜の追悼式の改善点を考えます。 第8回 日独交流史④ー戦艦大和と軍都呉ー 海軍の根拠地呉で建造された史上最大の戦艦大和とドイツの繋がりを学びます。 第9回 日独交流史⑤ー深海の使者 遣独潜水艦作戦ー 太平洋戦争下にに潜水艦で行われた日独の軍事技術の交流と技術内容を学びます。 第10回 日独交流史⑥ー鉄道技術の日独交流ー 明治以降広島に導入されたドイツ製の機関車や路面電車の特徴とその背景を学びます。 第11回 報告会準備① 主題決定 各班で報告会のための主題(テーマ)を決定します。 第12回 報告会準備② スライドの作成(授業構成) 各班でプレゼンテーション用のスライドと原稿を作成します。 第13回 報告会準備③ スライドの作成(授業構成) スライド未完成の班は引き続きスライド作成を行います。 第14回 報告会準備④ 試写と点検(模擬授業と点検) 各班で作成したスライドの試写とその点検をおこないます。 第15回 報告会(本番) 各班の報告と振り返り 各班ごとに報告を行います。報告会終了後に学習ポータル上で録画を各自で閲覧してレポート(報告の反省点)を提出します。 教科書
教科書は使用しません。テキストの複写を配布します。以下の参考文献を参照してください。岡本 憲之、『軽便鉄道時代 (キャンブックス) (JTBキャンブックス)』、JTBパブリッシング 、2010年。奥本剛、『呉・江田島・広島戦争遺跡ガイドブック』、潮書房光人新社 、2009年。瀬戸武彦、『青島から来た兵士たち: 第一次大戦とドイツ兵俘虜の実像』、 同学社、2006年。平間洋一編 、『戦艦大和 講談社選書メチエ』、講談社 、2003年。広島地理教育研究会、『ひろしま地歴ウォーク』、レタープレス、2018年。 活動予定
通常の授業のほかに、11月2日に特別授業を学外で実施します。
その他にもフィールドワークやイベント等を実施する場合もあります。 成績評価の方法
授業参加度、提出された課題の内容と出席などを総合的に評価します。
ゼミ活動の一環である11月2日の課外授業は原則全員参加です。ゼミ活動に非協力的な場合にはゼミ活動をサボタージュしたものとみなし、成績評価が著しく下がる場合があります。 出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合は、単位が認定できない場合があります。 選考方法
第一次選考:5/20(火)16:30〜18:00
希望者は、5/18(日)12時までにメールで次の内容を送信してください。 件名:プレゼミ選考 本文:①学籍番号②学生氏名③志望理由(「プレゼミ」登録希望願 に200文字以上で書くこと) E-Mail:ej-take@hue.ac.jp 選考場所:研究室(3号館4階423号室) 選考方法:対面 第二次選考:6/12(木)13:30〜14:30 希望者は、6/8(日)12時までにメールで次の内容を送信してください。 件名:プレゼミ選考 本文:①学籍番号②学生氏名③志望理由(「プレゼミ」登録希望願 に200文字以上で書くこと) E-Mail:ej-take@hue.ac.jp 選考場所:研究室(3号館4階423号室) 選考方法:対面 第三次選考:6/24(火)16:30〜18:00 希望者は、6/22(日)12時までにメールで次の内容を送信してください。 件名:プレゼミ選考 本文:①学籍番号②学生氏名③志望理由(「プレゼミ」登録希望願 に200文字以上で書くこと) E-Mail:ej-take@hue.ac.jp 選考場所:研究室(3号館4階423号室) 選考方法:対面 履修条件
無断欠席、遅刻をしない学生、ゼミに主体的、前向きに参加する学生を歓迎します。
広島やドイツの歴史、サッカーの歴史、鉄道に興味のある学生も歓迎します。 オフィスアワー
研究室自由訪問日
2025年5月8日(木)14:00〜15:30 これ以外でも5月9日の17:00〜18:00であれば対応可能ですので、メールで連絡をください。 |