教員名 : 餅川 正雄
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科目名
プレゼミ 済・営(餅川正雄)
授業コード
41229
担当者名
餅川 正雄
授業題目
税金入門 身近な租税(税金)について、国民の立場から一緒に考えていきましょう。
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
授業概要・授業計画
<授業の概要・目標>
このゼミは、教職課程を履修している学生が中心となって互いに学び合う形態で運営します。 中学校(社会)、高等学校(地歴・公民、商業など)の教育職員免許状の取得を目指している学生が中核となって「本質を探究する訓練」をするゼミです。 一例ですが「簿記会計」や「所得税」・「消費税」・「相続税」などの身近な税金について「楽しみながら学び小論文を作成する」ということです。 具体的な授業計画は以下の通りです。学生は、1回の授業中に3人(各15分程度)の発表時間があります。これは、自分が調べた内容や疑問点などをA4版で1枚の資料を作成して発表してもらう形になります。 <授業計画> (1)分かり易い入門書を読む(第1回から第5回)*本を読んで基礎知識を得る段階 身近にある税金に関する知識を深めます。具体的には、教科書を読んで、「なぜその税金が存在するのか?」を考えます。そして、「どのように税額を計算する仕組みになっているのか?」を講義します。 (2)論文を読む(第6回から第10回) *論文を読んでリサーチ・クエッションをつくり調べる段階 5〜10本程度の論文を読んでもらいます。税金に関して疑問を感じた問題を具体的に調べて、各自で整理して「小論文」を作成してもらいます。 (3)小論文の完成(第11回から15回)*論文を書く練習をする段階 小論文の内容について、ゼミの時間で発表してもらいます。質疑応答の内容を踏まえて、加筆・修正をします。最終的な成果物として、数枚の小論文を書くことを課題とします。 教科書
特に教科書は指定しません。自分の興味のある税金や簿記会計などについて1冊の書籍を購入してもらいます。
活動予定
ゼミでは、学生が自分のテーマを決める前に、興味をもっているテーマでレポート1枚を作成して授業中に発表してもらいます。
税金や簿記会計に関する素朴な疑問を出し合ってもらい、その内容をグループで議論してもらいます。 消費税について、その仕組みを各自で調べてもらったうえで、疑問点を発表してもらいます。(小論文を作成) 所得税について、その内容と計算方法について調べてもらい、疑問点を発表してもらいます。(小論文を作成) 相続税について、その計算方法を調べてもらいます。(小論文を作成) 民法(相続法)の考え方について調べ、相続人と相続割合を発表してもらいます。(小論文を作成) 複式簿記の存在意義について、物事の本質に迫る目的で考えてもらいます。 論文の構成や書きぶりをなどを知ってもらう目的で、5〜10本の学術論文を読んでもらいます。 法律の解釈を知る目的で、租税に関する有名な裁判例を読んでもらいます。 成績評価の方法
ゼミへの積極的な参加態度と提出された小論文によって総合的に評価します。
出席を重視しますので、止むを得ない理由で欠席する場合はあらかじめ連絡をしてください。 選考方法
第一次選考期間:5月20日〜5月28日
第二次選考期間:6月09日〜6月12日 第三次選考期間:6月23日〜6月25日 プレゼミ(餅川)の受講希望者は、次のメールアドレスに次の①から④の内容を送信してください。 ①学籍番号 ②学生氏名 ③簿記検定の合格実績 (例;全商1級) ④卒業後の進路希望(100字程度) ◆題名は「★プレゼミ選考★」とする。 E-Mail : m.mochi1152@hue.ac.jp *質問がある場合は、メールのみで受け付けます。 履修条件
簿記の検定試験のうち、全商2級・日商3級・全経2級以上の資格を取得している者が望ましい。ただし、日商簿記3級程度の学習をすでに終えている者も履修可能とします。教職課程(商業科、情報科)を履修している学生は、特に歓迎します。それ以外の学生の場合は、簿記会計や税金について興味・関心をもっている学生であることを必要条件とします。 オフィスアワー
研究室自由訪問 下記の日時で受け付けます。
5月12日(月)〜5月19日(月) 昼休み 12:20〜12:50 場所は、すべて、3号館3階の324研究室です、下記のメール又は電話で申し込んでください。 E-Mail : m.mochi1152@hue.ac.jp |