教員名 : 林 和夫
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科目名
プレゼミ ス(林和夫)
授業コード
41247
担当者名
林 和夫
授業題目
スポーツビジネスの全体像を俯瞰し、近未来の課題解決を模索する
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
授業概要・授業計画
コロナ禍の最中に開催された、東京オリンピックはスポーツの持つ力の大きさを再度確認する機会になったとの評価を受けました。また2023のWBCでの侍ジャパンの優勝、大谷翔平選手の活躍、Bリーグの成功などを経て、スポーツビジネス全搬の復活の機運が高まっています。
当ゼミではこうした好機を捉え、最初に日本のスポーツビジネスの現状(経済規模や方向性等)と将来像について、概略を研究します。その知識をベースに、私自身が30年超にわたって携わってきたスポーツビジネスの現場的なトピックスも交えて、グローバルで人気を博するメガスポーツを中心にいくつかのスポーツイベントに関して、それぞれがどのような歴史を持ち、どのようなビジネス構造で成立しているかなどを、映像も駆使して簡潔に紹介し議論します。 また、日本のスポーツビジネス発展のためのヒントとして、スポーツ先進国である、米国やヨーロッパのスポーツビジネスを俯瞰いたします。 これらを通して、スポーツ・ビジネスの全体像に興味を持ち、就職先の選択を含めて将来的に有益となる知識を蓄積してゆくための、実践的な基礎作りを図ります。 また、今年度から選択が可能となる、卒業論文に代わる課題解決提案型の卒業制作に積極的に取り組みます。プレゼミの段階から、下記に在るような、スポーツ関連球団(広島東洋カープ、サンフレッチェ広島、ドラゴンフライスなどを筆頭に)、その他のスポーツクラブ・団体、マーケティング会社、広島県庁のスポーツ課等にゼミ生と共に接触します。其の上で、先方の持つ課題を抽出し、解決策をゼミ仲間で考案するという経験を積んでゆきます。 その後、ゼミⅠ(3年)、ゼミⅡ(4年)と継続して、内容を精査して行く計画です。 就活にも積極的に支援を行います。 2018年からの林ゼミ卒業生の主たる就職先:広島東洋カープ2名(1名は現在、ドミニカ共和国にてカープ・アカデミー勤務)、電通西日本、(株)ムラヤマ、リクルート、広島県庁(スポーツ推進課)、愛媛銀行、ダイキン など。3,4年次には東京ツアー、就活や社会人生活でのヒントやアドバイス支援も実施する予定です。 第1回:オリエンテーション 第2回:日本のスポーツビジネスの歴史と現状 第3回:スポーツ省の成立、未来開拓会議の指針 第4回:スポーツとメディア、IT技術の融合 第5回:米国スポーツビジネス(4大スポーツを核として, NCAAの現状も) 第6回:ヨーロッパスポーツビジネス(5大国サッカーリーグ、UEFAチャンピオンズリーグ等) 第7回:メガスポーツイベントビジネス ①ラグビーワールドカップ 日本 ②FIFAワールドカップ、FIFAクラブワールドカップなど 第8回:メガスポーツイベントビジネス ②オリンピック・パラリンピックの歴史 第9回:課題解決型卒業制作に関して① 第10回:課題解決型卒業制作に関して② 第11回:課題の考案・議論 第12回:課題の考案・議論 第13回:プレゼンテーション#1(学年合同)上記の提案作業を発表 第14回:プレゼンテーション#2(学年合同)他ゼミの活動をヒアリング 第15回:まとめ 教科書
教科書は用いません。必要に応じて資料を配布します。
活動予定
希望があればレクリエーション(フットサル、バレーボール等)を行う予定です。
成績評価の方法
平常の出席状況と受講態度、努力と成果の度合い等による総合評価とします(遅刻者や受講態度が芳しくない者については減点となる場合があります)。
選考方法
大学の規定に準じます。
面談場所:3号館2階 216研究室 事前予約:kz-haya@hue.ac.jp まで連絡を取って下さい 期日までに「登録希望願」の提出が必要です。 履修条件
内容が多く重なるため、スポーツマーケティング論の受講を願います。当授業の内容をベースとして、プレゼミを進行します。 グローバルな話題が多いため、英語力を磨き、海外情報に興味を持つことが望ましいです。 オフィスアワー
火曜日 16:30ー18:00
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