シラバス情報

科目名
ゼミⅡ 済・営(木本一成)a
授業コード
41433
担当者名
木本 一成
授業題目
身近な社会問題 — 卒論作成 —
科目ナンバリング
単位数
6.00単位
配当年次
4年

授業概要・授業計画
<授業概要>
ゼミⅡでは、前年度の活動をもとに、各自が設定したテーマに基づいて卒論を作成します。身近な社会問題を取り上げ、文献資料を調査・分析するとともに、近くにある関連する現場を調査・取材して問題を掘り下げながら卒論作成に取り組んでいきます。卒論の書き方については、担当教員が論証型論文の構成、論述方法、引用、典型的な文章表現などを、丁寧に何度も繰り返して説明しますので、必ず自力で卒論が書けるようになります。また、ゼミでは、毎回、分担を決めて作成途中の原稿を用いて発表してもらいます。その際、他の学生は、発表者に対して質問や意見を必ず返すようにしてください。なぜなら、その質問や意見が、発表者にとって次の原稿の作成につながっていくからです(質問や意見に応える形で卒論の原稿を書き足していくようになるからです)。一人ひとりが、他者の探究活動に関心をもちかかわることで、問題を把握・分析・解決する力、他者と関わり協力する力、論理的に考え表現する力を身につけていきましょう。

<授業計画>
第1回 オリエンテーション
・ゼミⅡで取り組む内容を理解し、卒論完成までの計画表を作成する。
第2回〜第3回 卒論テーマ案(第3次)の発表
・卒論のテーマ案(第3次)のアウトラインを発表し、特徴、問題点、修正方法などについて理解する。
第4回〜第5回 卒論の作成方法の習得
・「磐石」(広島経済大学経済学会)を読んで、優れた卒業論文の書き方について理解を深める。
・文献調査、資料作成にかかわって、引用、典型的な文章表現、効果的な論理展開などの方法を習得する。
第6回〜10回 卒論作成と部分発表①
・取材計画を立て、アポをとって調査・取材に行く。
・研究仮説、本論1を記述し発表する。
・質問や意見などの議論をとおして、記述内容の特徴、問題点、修正方法をとらえる。
第11回〜第15回 卒論作成と部分発表②
・取材対象を広げたり、同じ取材先に複数回めの調査・取材を行ったりする。
・研究方法、本論2を記述し発表する。
・質問や意見などの議論をとおして、記述内容の特徴、問題点、修正方法をとらえる。
第16回〜第18回 中間発表会
・前書き〜本論2までを修正し、発表する。
・質問や意見などの議論をとおして、記述内容の特徴、問題点、修正方法をとらえる。
第19回〜第23回 卒論作成と部分発表③
・本論3,結論を記述し発表する。
・質問や意見などの議論をとおして、記述内容の特徴、問題点、修正方法をとらえる。
・卒論を完成させる。
第24回〜第28回 部分発表④と卒論の完成
・参考文献、添付資料、要約を記述し発表する。
・質問や意見などの議論をとおして、記述内容の特徴、問題点、修正方法をとらえる。
・卒論を完成させる。
第29回〜第30回 振り返り
・完成した卒論を互いに読み合って感想を述べる。
・ゼミⅡで取り組んだ内容を振り返る。
教科書
教科書は使いません。必要に応じて資料を配付します。
活動予定
<毎時の授業の進め方>
1)「執筆途中の卒論」を用いた発表と質疑応答(毎回の発表者:5名)
2)「卒論の書き方」についての教員による指導
<その他>
・ゼミ対抗スポーツ大会への参加や懇親会、他のゼミとの交流会を予定しています。


成績評価の方法
授業への参加度(20%)、毎時の発表と質疑応答の内容(30%)、卒論の内容(50%)で総合的に評価します。

選考方法
履修条件
積極的な姿勢でゼミ活動に参加する者。

オフィスアワー