教員名 : 樋口 和彦
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科目名
特別支援教育概論 【教職】
授業コード
51017
担当者名
樋口 和彦
単位数
1.00単位
配当年次
2年
開講学期
2025年度前期
教職免許種類
中学一種(社会)、高校一種(地理歴史)、高校一種(公民)、高校一種(商業)、高校一種(情報)
授業内容
「特別支援教育」に関わる、学校教育の場と体制、在籍する代表的障害種の障害特性や支援方向、さらには特別支援教育コーディネーターを中心とした校内・地域支援体制などについて概説します。その後、参加者による議論(アクティブラーニング)を行います。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
1.障害を有する子どもの特性を理解する
2.「障害」の概念と代表的障害児の行動・心理的特徴について説明できる(学習者に対する教育学的・心理学的理解) 3.子どもが主体的且つ能動的に活動するためのかかわり方を説明できる 【身につく力】「知識理解」「論理的思考力・分析力」「協働して成し遂げる力」 授業計画
第1回 なぜ教員全員が特別支援教育について学ぶ必要があるのか?
通常の学級には8.8%の発達障害児が在籍し、教師全員が支援方法を知る必要があることを学ぶ 【本授業ではアクティブラーニングを実施します】 第2回 注意欠陥多動性障害児の特性と行動、支援方法を知る 【本授業ではアクティブラーニングを実施します】 第3回 自閉スペクトラム症児の特性と行動、支援方法を知る 【本授業ではアクティブラーニングを実施します】 第4回 学習障害児の特性と行動、支援方法を知る 【本授業ではアクティブラーニングを実施します】 第5回 知的障害児の特性と行動、支援方法を知る 【本授業ではアクティブラーニングを実施します】 第6回 視覚および聴覚障害児の特性と行動、支援方法を知る 【本授業ではアクティブラーニングを実施します】 第7回 肢体不自由及び重度・重複障害児の特性と行動、支援方法を知る 【本授業ではアクティブラーニングを実施します】 第8回 特別支援教育コーディネーターの役割とチーム学校としての対応 (まとめの課題を行います) 関連科目
教育心理学Ⅰ,教育心理学Ⅱ,教育相談,生徒・進路指導論
準備学習等の指示
学んだ内容をまとめ、さらに障害の特性やそれに合わせた対応について学習を深めること
授業の前後各1時間程度 教科書
重度・重複障害児の学習とは?Vol.2 —障害が重い子どもの能動的な学習を促進する学習内容と学習環境の設定—、樋口和彦編著、ジアース教育新社、2024年、2,420円毎時間使用するので必ず準備すること。まとめの課題の回答にも、教科書が必要です。 参考文献
重度・重複障害児の学習とは? —障害が重い子どもが主体的・対話的で深い学びを行うための基礎—、樋口和彦編著、ジアース教育新社、2021年、2,420円定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
「まとめの課題」と「アクティブラーニングへの参加状況」をもとに総合的に評価します。(まとめの課題:70% アクティブラーニングへの参加状況:30%)
実務経験と授業との関連
小学校及び特別支援学校での教員としての経験があります
その時に行ったビデオ等も使って講義を行います 備考
無断欠席と遅刻に対して厳しく対処します。
授業内容は、実践で活用できる内容であり全てが重要な事項です。 |