教員名 : 兎内 祥子
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科目名
マーケティング論
授業コード
22053
担当者名
兎内 祥子
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2025年度後期
教職免許種類
高校一種(商業)
授業内容
「マーケティング」とは、「商品の売れる仕組みづくり」です。これを考えるためには、企業が顧客や競合企業、パートナーなどが存在する市場に対し、どのように効果的に働きかけ、価値を創り出すのかを考える必要があります。マーケティングの考え方 は、企業の活動だけでなく、自治体や病院、NPOなどの組織にも応用が可能です。本講義では、マーケティング論基礎ではできなかった発展的なマーケティング論の考え方を理解していきます。本授業は、講義形式で行います。毎回の授業の終わりに内容に関する課題を行ってもらい、次の授業の最初に解説します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
この講義の到達目標は、以下の3点です。
・様々なマーケティングに関する理論を理解し、それを説明することができるようになること ・ヒット商品を生み出すために必要な「売れるための仕組みづくり」について考えることができること ・マーケティングの理論を用いて、身の回りのマーケティングの事例を分析することができること 【身に付く力】知識・理解、論理的思考力・分析力 授業計画
第1回 オリエンテーション(クリッカーを使用した議論と講義内容についての小テストを実施します)
第2回 マーケティングマネジメント論の復習①:マーケティングの誕生、目標、志向、組織(クリッカーを使用した議論と講義内容についての小テストを実施します) 第3回 マーケティングマネジメント論の復習②:STPと4P(クリッカーを使用した議論と講義内容についての小テストを実施します) 第4回 製品ライフサイクル(クリッカーを使用した議論と講義内容についての小テストを実施します) 第5回 戦略的マーケティング(クリッカーを使用した議論と講義内容についての小テストを実施します) 第6回 マーケティングリサーチ①:調査の種類と顧客理解(クリッカーを使用した議論と講義内容についての小テストを実施します) 第7回 マーケティングリサーチ②:新製品開発における消費者調査手法(クリッカーを使用した議論と講義内容についての小テストを実施します) 第8回 サプライチェーンマネジメント① 在庫形成と部門間調整(クリッカーを使用した議論と講義内容についての小テストを実施します) 第9回 サプライチェーンマネジメント② 企業間調整と延期-投機(クリッカーを使用した議論と講義内容についての小テストを実施します) 第10回 営業のマネジメント(クリッカーを使用した議論と講義内容についての小テストを実施します) 第11回 ビジネスモデルのマネジメント(クリッカーを使用した議論と講義内容についての小テストを実施します) 第12回 顧客関係のマネジメント①:消費財マーケティングにおけるパラダイムシフト(クリッカーを使用した議論と講義内容についての小テストを実施します) 第13回 顧客関係のマネジメント②:生産財マーケティング(クリッカーを使用した議論と講義内容についての小テストを実施します) 第14回 社会的責任のマネジメント(クリッカーを使用した議論と講義内容についての小テストを実施します) 第15回 まとめ 関連科目
本講義を履修するにあたっては「マーケティング論基礎」を受講してから、この講義を受講することを薦めます。
流通システム論、消費者行動論、ブランド論、サービス・マーケティング論 準備学習等の指示
事前学習:教科書の指定されたページの内容を読んできてください(30分)。
事後学習:講義内容の復習をしてください。とくに、毎回、進んだ範囲までの教科書を読むとともに、授業の資料や紹介する参考文献を読み、知識を定着させるようにしてください(2時間〜3時間)。 教科書
石井淳蔵・廣田章光(2019)『1からのマーケティング第4版』、碩学舎、2640円
参考文献
石川和男(2020)『現代マーケティング論 コトもモノも一緒に考える』同文舘出版, 2650円
高嶋克義・桑原秀史(2008)『現代マーケティング論』、有斐閣アルマ、2200円 池尾 恭一 ・青木 幸弘 ・南 知惠子 ・井上 哲浩 (2010)『マーケティング (New Liberal Arts Selection)』有斐閣 、4290円 石井淳蔵・廣田章光・坂田隆文 (2016)『1からのマーケティング・デザイン』、碩学舎、2,640円 定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験:70%
出席回数が総講義回数 の 3 分の 2 に満たない場合には、定期試験の受験を認めないことがあります。 授業への参加度:30% 授業への参加度とは、「①授業におけるディスカッションへの参加」 + 「②講義課題の得点」 の合計で評価します。 実務経験と授業との関連
なし
備考
講義中は以下のことを厳守してください。
守られていないと判断した場合は注意します。また、著しく授業妨害となる行為があり、注意しても改善が認められない場合、定期試験の受験を認めないことがあります。 ①禁止事項(緊急ではない事情での途中退出、私語、イヤホンの装着、授業と関係がないスマートフォン・パソコン・携帯電話の使用) ②毎回、学生証を必ず持参してください。 ③パソコンとスマートフォンを充電した上でもってください(授業中にクリッカーや小テスト、講義資料のダウンロードなどをしてもらうために必要になります) ※初回の講義で、成績評価や講義のルールについて詳しく説明します。必ず出席してください。 |