教員名 : 松田 亮
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科目名
スポーツトレーニング実習
授業コード
26035
担当者名
松田 亮
単位数
1.00単位
配当年次
2年
開講学期
2025年度後期
教職免許種類
授業内容
本講義の目的は,陸上運動のパフォーマンス向上に焦点を当て,基本的なトレーニング原則と科学的アプローチを理解し,それを実践的なスキルとして習得することです.
主に,学生たちは陸上運動における特定のスキルや動きを基にしたトレーニングを体験し,その過程でデータを収集・分析してパフォーマンスを評価します.授業のポイントとして,「個人ではなくグループでの活動」・「他者との比較ではなく自己の成長を重視」が挙げられます.また,講義内容の理解を深めるために,WEB上で問題を配信し,学生が解答・実施できるようにします.解答結果は随時,解説付きで確認できるようにします. 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
履修者は以下の点について,到達することを目標といたします.
■各種トレ−ニング方法や技術を体験し,他者と協力して活動することができる. ■トレーニング(陸上運動)で得られたデータを基に,自己分析ができる. 【身につく力】「知識・理解」,「理論的思考力・分析力」,「チャレンジする力」 授業計画
第1回:ガイダンス ※メール等で集合場所を指示いたします
第2回:陸上運動Ⅰ(短距離走➀) ➡自己記録と世界記録との差を知る 第3回:陸上運動Ⅱ(短距離走➂) ➡世界水準のピッチとストライドを体験する 第4回:陸上運動Ⅲ(短距離走➂) ➡走動作における自己分析を行う 第5回:陸上運動Ⅳ(跳躍➀) ➡世界記録を実感する,自己の走記録から目標記録を設定する 第6回:陸上運動Ⅴ(跳躍②) ➡目標記録を達成するための課題をクリアする 第7回:陸上運動Ⅵ(跳躍➂) ➡跳躍動作における自己分析を行う 第8回:陸上運動Ⅶ(障害➀) ➡自己の走記録から目標記録を設定する 第9回:陸上運動Ⅷ(障害②) ➡適切なインターバル間を探す,ハードル動作における自己分析を行う 第10回:筋力トレーニング ➡各種エクササイズの正しいフォームを確認する 第11回:競技スポーツ実践Ⅰ(ネット型ゲーム) ➡集中力と持続力を体現する 第12回:リズムトレーニングⅠ ➡初級編エクササイズを体験する 第13回:リズムトレーニングⅡ ➡オリジナルエクササイズを検討する 第14回:レポート作成➀ ➡陸上運動で得られたデータ分析と振り返りを行う 第15回:レポート作成②・総括・まとめ ➡効果的なスポーツトレーニング戦略について考察する 関連科目
スポーツトレーニング論、スポーツ生理学
準備学習等の指示
スポ−ツトレ−ニングに関係する指導書や教本に目を通しておくと,より興味・関心を持って受講できます.また,30分以上の予習を行うことで,理解が深まります.
教科書
教科書は使用しませんが,必要に応じて資料やプリントを配布します.
参考文献
公認スポーツ指導者養成テキスト:日本スポーツ協会
トレーニング指導者テキスト:日本トレーニング指導者協会 定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
■取組区分(65%):授業への参加度_40%,授業振り返り・自己分析_25%
■テスト区分(35%):レポート作成①_20%,レポート作成②_15% スポーツトレーニング実習では,ルーブリックを用いて,上記に示している区分を総合的に評価いたします.詳細については,第1回目のガイダンスにて説明いたします. なお,本講義は演習科目のため,定期試験は実施しません.ただし,広島経済大学学内定期試験細則に基づき,出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合は,評価の対象となりません. 実務経験と授業との関連
現在,陸上競技のスプリント指導およびトレーニング指導に携わっております.JAAF公認コーチやスポーツリズムトレーニングディフゥーザーの資格を活かし,培った知識と現場での指導経験を基に,スポーツトレーニングの実践的な取り組み方を指導します.
備考
実習では,陸上競技場および体育館を使用するため,屋外用と屋内用のシューズをそれぞれ準備してください.
また,第1回目のガイダンスの開催場所は未定ですので,メール等での連絡を確認し,指示に従ってください. |