シラバス情報

科目名
情報処理の基礎Ⅱ e
授業コード
32051
担当者名
中谷 文代
副題
Excelの応用
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2025年度後期
教職免許種類
高校一種(商業)

授業内容
【授業内容】
Excelを使った表計算応用までを学び、表作成や集計をしながら技能を定着させます。

【授業実施方法】
①前回の「復習」、②新機能の解説と実習の「学習」、③学習を定着させる「確認」の3部構成です。
①と②は一斉指導、③は講師が机間巡視して個別の質問に答えます。
欠席時の予習と復習は1時間以上必要です。

【フィードバック】
スキルアップ演習を3回実施します。適宜授業中にフィードバックを行います。
選択式知識チェックテストを2回実施します。実施後に点数と間違えた個所が確認出来ます。
関数ミニテストを2回実施します。実施後にフィードバックを行います。
15回目に習熟度テストを実施し、テスト終了後に簡単な解説をします。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
【到達目標】
Excelの応用機能までを学び、以下の到達目標を達成することを目的とします。
・目的に応じて学習したものから適切な機能選択をし、効率的に集計・分析ができる。
・問題解決に最適な関数が選択でき、関数の引数入力ができる。
・学んだ機能の使い方を他人に説明し、教えることができる。

【身につく力】
「知識・理解」「問題解決力」「情報リテラシー」
授業計画
第1回 オリエンテーションとスキルチェック
第2回 基本操作の復習
第3回 データベースを整える為の文字列操作関数
第4回 自己解決力向上の為のスキルアップ演習Ⅰ
第5回 集計に利用する関数
第6回 復習Ⅰと関数ミニテスト1
第7回 条件ごとに操作を切り替える関数と複合グラフ
第8回 自己解決力向上の為のスキルアップ演習Ⅱと知識テスト1
第9回 コード番号でデータ管理する関数
第10回 入力を補助する機能
第11回 復習Ⅱと関数ミニテスト2
第12回 ピボットテーブルで集計してみよう
第13回 自己解決力向上の為のスキルアップ演習Ⅲ
第14回 総復習と知識テスト2
第15回 習熟度テスト及び総括
関連科目
情報処理入門Ⅱの上位レベル内容になるため、情報処理入門Ⅱをあらかじめ履修しておく、もしくはすでに同等のレベルにあることが望ましいです。
情報処理入門Ⅱを同時に履修しても構いません。

準備学習等の指示
充電をしたノートパソコンを毎回必ず持参して下さい。
初回授業までに「ノートパソコンの初期設定」を必ずしておきましょう。
あらかじめ情報処理入門Ⅱのシラバスを確認し、自身の習熟度を確認しておきましょう。
翌週の授業までに、1時間以上の復習をして次の授業に備えましょう。
復習の際にわからなかった箇所があれば、③「確認」の時間で自ら質問し、解決しましょう。
習熟度テスト前は、2時間以上の総復習をして下さい。
教科書
経済的負担軽減の為、主にペーパーレス教材を使用します。教科書の購入は不要です。
PDFファイル、Excelファイル、プリントを使用します。
より深い理解の為、別途ノート等にポイントをまとめるなどの作業を推奨します。

参考文献
参考文献はありませんが、関連する資料等はその都度配布、または参照を指示します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
【授業への参加度と課題提出 35%】
毎回の授業内での課題提出を評価します。
①「復習」、②「学習」、③「確認」の課題すべてを提出し、1回分とカウントします。不足している場合はカウントしません。
無断欠席、私語、スマホ利用、寝るなどの消極的授業態度は減点します。

【スキルアップ演習3回 15%】
指示に対してどの機能またはどの関数を使うか自分で考え、操作しましょう。
途中で解説をしますが、どれぐらい自分で出来るかを評価します。

【知識テスト2回 10%】
5%ずつ評価します。

【関数ミニテスト2回 10%】
5%ずつ評価します。

【習熟度テスト1回 30%】
指定された成果物が正確に作成できる事を評価します。
100点満点で採点し、30%で評価します。
実務経験と授業との関連
なし
備考
<受講条件>
情報処理入門Ⅱを履修済みであることが望ましいです。

<受講心得>
授業には積極的に取り組み、わからないところは必ず質問して解決してください。
各回の課題は、溜めずにコツコツ提出して下さい。操作に慣れ上達のスピードが上がります。
無断欠席・遅刻はしないよう自己管理し、欠席連絡は理由を添えてHUEナビのQ&Aで送りましょう。

<ひとこと>
履修後は、情報処理の基礎Ⅳ(Accessデータベース)にも挑戦してみましょう!