教員名 : 濱口 博行
教員名 : 林 和夫
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科目名
スポーツビジネス視察Ⅲ(欧州)
授業コード
26044
担当者名
濱口 博行、林 和夫
単位数
1.00単位
配当年次
1年
開講学期
2025年度前期
教職免許種類
授業内容
この授業では、欧州におけるスポーツビジネスやスポーツ・マネジメントの現場に出掛け、体験や視察から学ぶ研修を行います。具体的には、プロスポーツチーム・イベント、総合的スポーツ施設、スポーツ用品店、スポーツイベントを企画・運営する企業、スポーツ科学の研究所・大学、スポーツ連盟等を訪問し、スタジアム運営,チーム経営,プロスポーツの仕組み等を、見学や講話から学びます。さらに、スポーツ関連スタジアム、スポーツ関連ミュージアムの視察等によってスポーツ文化に関連する体験実習も実施します。
前期に事前学習、前期授業終了後に12日間程度の渡航を計画しています。また視察研修先は、今年度は欧州内の2カ国を訪問する予定です。 感染症等の状況によって、時期が変更、または中止になることがあります。 なお、この授業の履修には別途渡航費用等が発生します。この費用やプログラムの詳細については、事前説明会等にて告知をします 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
【到達目標等】
①海外視察を通じて、実際にさまざまなスポーツビジネスの現場、グラスルーツスポーツの現場を体験するによって、「スポーツに関わる仕事について視野を広げる」、「キャリアイメージの形成」、「訪問地の文化に触れる」等,日本では体験できないダイバーシティ(多様性)の感覚を磨くことを目標とします。 ②スポーツビジネスに携わるうえでの基礎知識の習得はもちろんのこと、多言語環境に身を置き、国際的な舞台で活躍できる人材となるきっかけの場とすることで,自身の興味関心および将来のキャリア形成を考える場とすることを目標とします。 【身につく力】 「知識・理解」,「コミュニケーション能力」,「チャレンジする力」 授業計画
#01. 事前学習(1) 研修課題及び目標の設定 #02. 事前学習(2) 訪問先に関する予習・グループワーク #03. 事前学習(3) 訪問先に関するプレゼンテーション①(欧州の文化/歴史) #04. 事前学習(4) 訪問先に関するプレゼンテーション②(欧州のスポーツビジネス) #05. 視察研修(1) スタジアム運営組織訪問・見学・講義・観戦 #06. 視察研修(2) 大学スポーツ組織訪問・見学・講義・観戦 #07. 視察研修(3) スポーツ関連科学研究所・見学・講義 #08. 視察研修(4) プロスポーツ組織訪問・見学・講義・観戦①(クラブ文化/歴史) #09. 視察研修(5) プロスポーツ組織訪問・見学・講義・観戦②(ビジネス:チケットセールス/マーチャンダイジング/スポンサーシップ/放映権)ドイツ、ブンデスリーグ試合視察含む #10. 視察研修(6) ポルシェ本社(シュツットガルト)など現地企業訪問・見学・講義 #11. 視察研修(7) スポーツ用品店及びイベント運営組織訪問・見学・講義 #12. 視察研修(8) スポーツ及びイベント関連運営組織訪問・見学・講義:英国プレミアリーグ試合視察含む #13. 視察研修(9) ロンドンのスポーツマーケティング会社(電通スポーツヨーロッパ等)訪問・ディスカッション #14.視察研修(10) 視察研修成果の総まとめ・ディスカッション #15. 事後学習(1) 視察研修成果の報告会,まとめ、レポート提出 ※視察研修(渡航)は2025年9月中旬に9日間(7泊9日)、訪問先はシュツットガルト(ドイツ)、ロンドン(英国)を計画しています。詳細は7月頃に決まる予定です。 感染症、テロ事件等が発生した場合は、訪問を見送る可能性があり、この場合はリモート授業は実施せず未開講となります。進級、卒業等にに影響が無いように、この授業が未開講となっても十分な単位習得を確認の上、履修登録してください 視察先、特にサッカーの試合は参加クラブ、リーグスケジュールの決定後に確定となります。研修費用もこれによって変動します。2022年の学生負担実績は約47万円、今期は円安の推進、諸物価の高騰に伴い増額が想定されます。最終的な金額は8月中旬頃に決定の予定です。 関連科目
「スポーツビジネス視察Ⅰ(国内)」,「スポーツビジネス視察Ⅱ(北米)」,「Sport Culture in Japan」,「The World's Top Athletes from Japan」,「Major Sports in Japan」,「スポーツ英語」,「スポーツ文化論」,「スポーツ経営学」,「スポーツ産業論」,「スポーツマーケティング論」
準備学習等の指示
日常生活の中で、特に欧州のスポーツに関する興味・関心を高め、自分なりの見識を深めておいてください。特に英国のプレミアリーグ、ドイツのブンデスリーグ、イタリアのセリエAなど訪問を予定しているサッカーリーグに関しては、TV視聴、サッカー関連雑誌・記事の確認を実施し、UEFA,FIFAなど国際サッカー連盟の動向、およびサッカービジネスの概要や動向について知識を吸収してください。
また、サッカーに限定せず、広く欧州におけるスポーツと生活の深い関わり、文学・音楽等との相互の影響の深さなどを学び、欧州独自の歴史観を研究しておくことが役に立ちます。 グループでのプレゼンテーション準備には3時間程度、各回の予習・復習には30分程度が必要となります。 教科書
適宜指定します
参考文献
適宜指定します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
◎事前学習(訪問先の研究、課題提出及びプレゼンテーション等)・・・30% ◎現地学習(毎日の振り返り、勉強会等)・・・40% ◎事後学習(報告プレゼンテーション、報告書提出等)・・・30% 上記内容を総合的に判断して評価します。
実務経験と授業との関連
備考
◎履修定員は30名ですが、視察先の制限等の理由で減少する可能性があります。
履修希望者が定員を超える場合は選考により決定しますが、スポーツ経営学科の学生を優先することがあります。また、履修希望者が10名に満たない場合は開講されない場合があります。これらのことを事前に了承の上で履修登録を行ってください。 |