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教員名 : 加藤 博和
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科目名
実践広島まちづくり
授業コード
21057
担当者名
加藤 博和
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2026年度後期
教職免許種類
授業内容
この授業では、広島を中心とした地域経済の現状と課題を考察し政策提言することを目指します。
本学は広島の都心部に近いロケーションにあり、広島のまちづくりにも貢献しています。では、広島のまちはどのように形成され現在に至ったのでしょうか? また人口減少時代にあって、今後どのような都市の戦略を描くことが必要でしょうか? 広島で学ぶ皆さんに、“広島のことを知り、広島を意識して多様な授業科目を学び、卒論作成や就職などにもつなげてもらいたい”という導入的な科目でもあります。 広島のまちにはいろいろなプレーヤーが存在します。人々の移動を支える交通事業者、まちの賑わいを創出する商業者や、都市のインフラを整備する行政などです。そうした方に授業に来ていただき、また、こちらからもそうした場所に出かけて行って、まちづくりをリアルに感じながら学んでいきたいと思います。 最終的に、皆さんには受講の成果物として、広島のまちづくりへの政策提言をまとめ、それをプレゼンテーションすることが求められます。皆さんは広島をどんなまちにしたいですか? 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
広島を中心としたまちづくりの歴史と基本的な考え方(プロセス)を理解し、その内容を説明することができること、まちづくりへの政策提言(プレゼンテーション)ができるようになることを目標とします。
【身につく力】「知識・理解」、「論理的思考力・分析力」、「問題解決力」 授業計画
第1回 広島をフィールドにしたまちづくりの理解と実践に向けて(イントロダクション)
第2回 広島のまちの成り立ちと地理・歴史的概観 広島のまちの原点は? 軍都としての歴史やものづくりの広島をたどる 第3回 平和都市ヒロシマのまちづくり 戦後の広島はどのように復興を遂げ、発展していったのか? 第4回 路面電車を生かした広島の都市交通(*広島電鉄) *:外部招聘特別講師(予定) 広島の都市交通において路面電車はどのような役割を果たしているか? 第5回 まちにおける駅の機能と広島駅の再開発(*JR西日本) 広島駅の商業ビル「ミナモア」はどのようにして開業に至ったのか? 第6回 広島の交通網とまちづくり(フィールドワークの事前学習) 交通結節点や商業拠点でもある広島駅について再開発のコンセプトやプロセス、その実際を学ぶ 第7回 まちづくりのフィールドワーク①:広島駅再開発の現地見学 第8回 まちづくりのフィールドワーク②:路面電車の現地見学 広島駅ビル2階への路面電車の乗り入れなど都市のインフラ整備を見学する 第9回 フィールドワークの振り返りとまちづくりへの提案を考える 前回のフィールドワークなどを基に広島のまちの課題と提案を考える 第10回 官民連携によるまちづくりの取組(紙屋町・八丁堀)(*カミハチキテル)(フィールドワークの事前学習) まちの賑わいはどのようにして生まれるか? そのための取組は? 第11回 まちづくりのフィールドワーク③:紙屋町・八丁堀地区の現地見学 第12回 まちづくりのフィールドワーク④:広島市の都市政策 商店街や都市施設の見学を通して、広島のまちづくりに触れる(「楕円形の都心づくり」について理解する) 第13回 フィールドワークの振り返りとまちづくりへの提案を具体化する これまでのフィールドワークなどを基に広島のまちの課題と提案を考える 第14回 プレゼンテーションの準備・発表練習 これまでの授業や自分で調べたことなどを総合して広島のまちづくりへの政策提言をまとめる (第15回での発表用パワーポイントを作成し発表の練習を行う) 第15回 プレゼンテーション(ディスカッション・講評)(*広島市) 受講学生による政策提言の発表会を行い、相互の理解を図るとともに、外部講師によるコメント、アドバイスなどを受けて、まちづくりの深化を促す 関連科目
広島の歴史と文化、広島地域ものづくり事情、広島スポーツ入門、
経済地理、地域経済論、実践地域経済論 など 準備学習等の指示
指定した授業資料やレジュメを事前に読んでおいてください。
教科書
教科書は使用しません。授業資料を配布します。
参考文献
中島賢太郎・手島健介・山﨑潤一(2025)『歩いて学ぶ都市経済学』有斐閣
宇都宮浄人ほか(2024)『持続可能な交通まちづくり』ちくま新書 山崎義人ほか(2021)『はじめてのまちづくり学』学芸出版社 松原淳一監修(2022)『大学生が本気で考えた「広島SDGs戦略」』南々社 松原淳一(2019)『広島の経済』南々社 昭文社出版編集部(2025)『広島市のトリセツ』昭文社 昭文社旅行ガイドブック編集部(2020)『広島のトリセツ』昭文社 都道府県研究会(2019)『地図で楽しむすごい広島』洋泉社 川上隆史ほか編著(2012)『大学的広島ガイド』昭和堂 定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
まちづくりへの提言内容(プレゼンおよびレポート)(70% [着眼点、説得力、訴求力、オリジナリティなど])と
毎回の授業への参加度(30%)によって評価します。 実務経験と授業との関連
私は、JR芸備線沿線の三次市・安芸高田市・広島市で構成する「三次・安芸高田・広島まちづくり交通協議会」で委員を務めています。JR西日本や広島市などと連携し、広島のまちづくりについて授業で話したり、フィールドワークを行ったりしたいと思います。
備考
この授業では学外での現地見学(フィールドワーク)を行い、それへの参加が必要です(具体的な内容等は第1回で説明します)。
第7回・第8回は合わせて土曜日(11月7日(予定))9:00〜12:00に行う予定です。 第11回・第12回は合わせて土曜日(12月5日(予定))9:00〜12:00に行う予定です。 フィールドワークなどを行うため、受講者数は30名までとし、1年生を優先します。広島のまちに興味・関心をもって本学で学び、自分自身のキャリア形成にも生かしていくことを期待します。 |