シラバス情報

科目名
会計監査論
授業コード
22050
担当者名
東 幸代
副題
会計情報のうそ偽りを見抜く
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2026年度後期
教職免許種類
高校一種(商業)

授業内容
【授業内容】
本授業は、公認会計士(会計・監査の専門家)によって行われる法定監査を中心に、財務諸表監査制度と監査業務の全体的な流れ、そしてこれらの根底にある考え方を学びます。「簿記」の授業が財務諸表を1から作り上げる視点での学びであるのに対して、本授業は作成された財務情報の信頼性の保証について考えます。これらを学ぶことは、監査を実施する側(公認会計士)だけでなく受ける側(企業や組織、つまり将来の皆さんかも!?)にとっても重要です。監査を実施する側と受ける側(財務諸表を作る側)、両者の視点を行き来することで財務諸表に対する見方が深まります。

【主な授業の流れ】
1.前回の課題解説および復習
2.本日の授業
3.本日の授業に関する課題演習(記述問題や用語の穴埋め問題、正誤問題等)

【授業の方法】
通常、パワーポイントを使って講義を行います。
穴埋め形式のレジュメプリントを毎授業web上で配布します。
授業中にクリッカーを使用して皆さんの意見を聞くことがあります。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
1.財務諸表監査に関する基本的な用語や理論を理解できる。
2.財務諸表監査の必要性やその目的について理解し、説明できる。
3.具体的な監査の実施や監査報告について理解し、専門用語を用いて説明できる。
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」
授業計画
第1回 ガイダンス、企業の資金調達と財務情報、アンケート回答
第2回 財務諸表の信頼性の保証と監査の必要性、課題(記述式)
第3回 財務諸表監査の目的と固有の限界、課題(記述式)
第4回 法定監査制度(1)会社法監査制度、課題(記述式)
第5回 法定監査制度(2)金融商品取引法監査制度、課題(記述式)
第6回 監査業務の全体像、課題(テキスト練習問題)
第7回 監査基準(1)意義と構成、課題(記述式)
第8回 監査基準(2)一般基準、課題(記述式およびテキスト練習問題)
第9回 監査の実施(1)リスク・アプローチ、課題(記述式)
第10回 監査の実施(2)監査手続と監査証拠、課題(テキスト練習問題)
第11回 監査の実施(3)ロールプレイング、課題(記述式)
第12回 監査結果の報告(1)監査報告書の意義と構造、課題(記述式)
第13回 監査結果の報告(2)監査意見の種類、課題(テキスト練習問題)
第14回 内部統制報告制度、課題(記述式)
第15回 まとめ
関連科目
簿記入門、初級簿記Ⅰ、初級簿記Ⅱ、初級簿記演習、中級簿記、会計学基礎、財務会計論
簿記科目や会計学基礎とは異なり、電卓を使用した計算は行いませんので計算が苦手な方でも受講できます。
準備学習等の指示
①穴埋め形式のレジュメプリントを毎授業web上で配布します。HUENAVI「授業資料」から各自印刷あるいはダウンロードして持参してください。
②予習(30分):次回の授業テーマについてテキストの該当箇所を読み、分からない用語があれば調べてください。
③復習(30分):授業資料を見直し、専門用語などの知識を定着させるよう努めてください。分からなかったところについてはテキストの該当箇所を読んだり、参考文献を参照してください。
教科書
長吉眞一、伊藤龍峰、北山久恵、井上善弘、岸牧人、異島須賀子(2024)『監査論入門 第6版』中央経済社3,000円+税
参考文献
必要に応じて講義中に指示します。
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
①課題および授業への参加度(40%):到達目標1.〜3.の達成につながる課題(アンケート回答、記述式10回分、テキスト練習問題4回分)への取り組みを重視します。
・アンケート回答およびテキスト練習問題は1回提出するごとに2点で評価します。
 2点×(アンケート回答+テキスト練習問題4回分)=10点
・記述式の課題は1回提出するごとに3点で評価します。
 3点(指定された文字数以上で解答しているか、正しい文章構成や表現ができているか、問われていることに的確に答えられているか)×10回分=30点
②定期試験(60%):到達目標1.〜3.の達成度を重視します。
実務経験と授業との関連
備考
・マナーを守って受講してください。
・商業簿記や財務諸表の記載内容および会計の専門用語に関する基本的な理解があることを前提に授業を行います。
 →簿記科目および会計学基礎、財務会計論を受講していることが望ましいです。
・毎授業後の課題はHueNaviから提出してもらいます。したがって、毎授業、PCを持参してください。
・分からないことがあれば、課題に取り組む時間や授業後に気軽にお尋ねください。