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教員名 : 山田 哲敬
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科目名
映像制作応用
授業コード
25038
担当者名
山田 哲敬
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2026年度前期
教職免許種類
授業内容
<はじめに>
・誰もが発信者になれる時代、映像と音声を使って「効果的に伝えるスキル」はますます重要になっています。この授業では、一歩進んだ映像制作技術を学び、社会に届くメッセージを作る力を養います。 <この授業の特色> ・報道のプロを体験: ドキュメンタリー制作の応用として、学生はニュースリポーターや報道カメラマンの役割を担います。 ・地域の課題を深掘り: 地域のニュースを題材に、5〜8分程度の「企画ニュース」を制作します。プロの映像ジャーナリストと同じプロセスで、現状や背景を深く掘り下げます。 ・放送形式での発表: グループで協力して作品を完成させ、最後はテレビスタジオを使って「放送」形式で上映・講評を行います。 ・情熱を形に: 「社会をより良くしたい」という意欲と、自ら道を切り開く情熱を重視します。 <授業形式> ・講義、ワークショップ、映像制作プロジェクトを組み合わせて進めます。本授業ではアクティブラーニングを実施します。 ・提出された企画書や構成表については、授業内で個別にアドバイスを行うほか、完成した映像作品については上映会にてゲストスピーカーや教員から講評を行い、フィードバックします。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
<授業の目的>
・テーマ設定から取材、撮影、構成、原稿作成、リポートまで、一連の報道制作技術を習得することです。 <到達目標> 1.選ぶ視点: 社会の何に注目すべきか、テーマを選ぶ視点を持つ。 2.探求心: 問題の背景を理解し、適切な取材対象を探し出す。 3.共感力: 取材対象者の心に寄り添い、思いを汲み取る。 4.誠実さ: 謙虚かつ誠実な姿勢で表現を行う。 【身につく力】 「プレゼンテーション能力」「協働して成し遂げる力」「チャレンジする力」 授業計画
第1回:ガイダンス(授業の目的・ゴールを確認) →【課題】企画書の提出
第2回:グループ分けと企画検討会議 →【課題】新聞・動画検索シート 第3回:企画(テーマの決定) →【課題】取材希望・予定リスト 第4回:取材の第一歩(相手にコンタクトを取る) 第5回:取材の準備と設計図 →【課題】構成表(予定)の完成 第6回:取材の心得(カメラ撮影とインタビューの基本を学ぶ) 第7回:実践:取材(1)(主人公へのインタビュー撮影) 第8回:実践:取材(2)(主人公の活動や動きを撮影) 第9回:編集の基本(プレミアプロ:3点編集をマスターする)(ICT活用) 第10回:声を入れる(ナレーション録音とタイムラインへの配置) 第11回:音の演出(プレミアプロ:BGM選曲と適切な音量調整) 第12回:映像のブラッシュアップ(プレミアプロを使った応用編集) 第13回:文字の演出(プレミアプロ:名前・コメント・場所などのテロップ入れ) 第14回:仕上げと完成(書き出し作業、上映会用の前ふり・受けコメント作成) 第15回:上映会と相互批評(スタジオ等での発表) →【課題】最終レポート作成 関連科目
映像メディア論、映像制作基礎B、現代マスメディア論
準備学習等の指示
・学外取材: リアルな取材を行うため、相手の都合や天候により授業時間外(休日含む)の活動が発生します。
・社会への感度: ニュースや新聞に触れ、「なぜ起きるのか」「解決策は?」と地域社会の問題を考える習慣をつけましょう(予習:約60分)。 ・番組視聴:「NNNドキュメント」(広島テレビ)や「テレメンタリー」(広島ホームテレビ)などのドキュメンタリー番組を積極的に視聴し、構成や撮影手法を分析してください(復習:約60分)。 教科書
・教科書は使用しません。必要に応じて資料を配布します。
参考文献
板谷秀彰(2014)「ドキュメンタリーカメラマンが伝授する映像撮影ワークショップ」玄光社MOOK.
大脇三千代(2012)『社会の今をみつめてーTVドキュメンタリーをつくる』岩波ジュニア新書. 小田浩之(2021)『映画アクティブラーニング〜ドキュメンタリー映画製作による総合的な探求の時間』公人の友社. 佐藤博昭(2008)『戦うビデオカメラ—アクティビズムから映像教育まで』フィルムアート社. 安岡卓治(2019)『日本映画大学で実践している ドキュメンタリー映像制作の作法』光邦. 定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
・授業への参加度(20%)、課題やグループワークへの取り組み(30%)、作品評価(40%)、レポート(10%)
実務経験と授業との関連
・テレビ局での37年間にわたる記者・プロデューサー経験に加え、ニューヨーク特派員としての海外取材経験も活かし、グローバルかつ実践的な視点から指導します。
備考
※2年次生優先(2、3年次生のみ履修可)、映像制作基礎受講済が望ましい。
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