シラバス情報

科目名
研究指導AⅠ (ファイナンス特論)
授業コード
71109
担当者名
重本 洋一
副題
単位数
4.00単位
配当年次
1年
開講学期
2026年度前期、2026年度後期
教職免許種類

授業内容
本研究指導では、まずファイナンスの基礎理論を理解することから始めます。その後、各自の研究テーマを明確にし、そのテーマ自体の知識の習得、分析方法を受講者各自が主体的に学習をし、そのサポートを私が行います。
また、本研究指導では、ファイナンスはもちろんのこと財務会計、管理会計、企業経済学などの知見も取り入れながら、戦略的に財務を活用する「財務戦略論」の構築を目指していきます。受講生は「財務戦略論」を私とともに構築していくという意識をもって受講してください。課題や授業での発表については、その都度私がコメント・アドバイスをしていきます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
1.現代ファイナンス理論を理解し、今後のより高いレベルの研究のための土台作りを行い、修士論文の作成を行うことを目標としています。
2.現代ファイナンス理論の理解に基づいて、コーポレートファイナンスを中心としつつ、財務会計、管理会計、企業経済学の知識も取り入れ、「財務戦略論」という新しい分野の構築を目指します。
3.現代ファイナンス理論の理解と様々な事例分析の考察を通じて、論理的思考力・分析力を高めることも目標としています。
【身につく力】「論理的思考力・分析力」
授業計画
以下のような項目を受講生とのデスカッションやデータ分析、フィールドワークを中心にして研究していきます。
1.今後ファイナンスの知識をどのように生かしていくかについて
2.現代ファイナンスの基礎理論の確認
3.コーポレート・ファイナンス理論の理解のために必要な数学の知識
4.コーポレート・ファイナンス理論の理解のために必要な統計学の知識
5.コーポレート・ファイナンス理論の理解のために必要な財務諸表の知識
6.コーポレート・ファイナンス理論〜現在価値〜
7.コーポレート・ファイナンス理論〜投資決定理論〜
8.コーポレート・ファイナンス理論〜リスクとリターン〜
9.コーポレート・ファイナンス理論〜資本コスト〜
10.コーポレート・ファイナンス理論〜資本構成の理論〜
11.コーポレート・ファイナンス理論〜ペイアウト政策〜
12.コーポレート・ファイナンス理論〜企業価値評価〜
13.コーポレート・ファイナンス理論〜先物取引の理論〜
14.コーポレート・ファイナンス理論〜オプション理論〜
15.コーポレート・ファイナンス理論〜スワップ取引〜
16.コーポレート・ファイナンスと財務会計
17.コーポレート・ファイナンスと管理会計
18.財務戦略論の構想〜財務戦略論とは何か?〜
19.財務戦略論の構想〜財務戦略におけるコーポレート・ファイナンスの位置づけ〜
20.財務戦略論の構想〜財務戦略と財務会計・管理会計・企業経済学の位置づけ〜
21.学術文献の収集と輪読
22.学術論文の収集と輪読
23.修士論文のテーマの決定
24.修士論文の概要と意義の発表
25.修士論文の分析手法の検討
26.修士論文に関するリサーチクエスチョンの検討
27.修士論文の構成の再検討
28.修士論文のデータの収集
29.修士論文のデータの分析
30.修士論文執筆の展望と研究指導の振り返り

研究倫理(論文著者の責任等を含む総合的な研究倫理教育、利益相反の考え方や守秘義務など)についても併せて指導します。
関連科目
ファイナンス特論、金融論特論、計量経済学特論Ⅰ・Ⅱ、財務会計論特論、管理会計論特論
準備学習等の指示
各自与えられたテーマに沿ってプレゼンをする場合があります。またレポートを課すこともあります。したがって、関連文献などを読み込むインプットの作業とプレゼン資料やレポートの作成、さらには修士論文の作成などアウトプットのために多くの準備時間が必要となります。
教科書
適宜研究に必要な文献を紹介します。教科書は使用しません。
参考文献
大村、楠美『ファイナンスの基礎』金融財政事情研究会
古川、蜂谷、中里、今井『コーポレートファイナンスの考え方』中央経済社
ブリーリー、マイヤーズ、アレン『コーポレートファイナンス上・下』日経BP
ツヴィ・ボディ、アレックス・ケイン他『インベストメント上・下』日本経済新聞出版社

定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
研究姿勢とその成果で評価します。
実務経験と授業との関連
備考