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教員名 : 河野 洋
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科目名
スポーツ文化論
授業コード
26003
担当者名
河野 洋
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2026年度後期
教職免許種類
授業内容
「文化としてのスポーツ」には、二つの視点から関心が向けられます。一つは、人類の歴史の中で、スポーツという文化がどのように生まれ、発展してきたのかを問う「通時的」な関心です。もう一つは、現代社会、すなわち「今この瞬間」において、私たちの身の回りにどのようなスポーツ文化が存在し、その文化が何によって支えられているのか(国、人種、性別、世代、教育、IT技術、経済活動等)を問う「共時的」な関心です。
本授業では、スポーツに対する通時的な関心のもと、現代社会におけるスポーツ文化の「ルーツ」に目を向けます。とりわけ、今日私たちが親しんでいる「近代スポーツ」の成立過程を取り上げることで、スポーツが「世界共通の人類の文化」となるまでのプロセスを、歴史を概観しながら学びます。 当日の講義内容を踏まえた小テストを毎回課し、授業の冒頭で解答と解説を実施します。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業では、スポーツが現在の形に至る以前の歴史的背景や、近代スポーツの成立および成立後の変遷について理解することを到達目標とします。
具体的には以下の通りです。 1.スポーツの歴史と社会との関係を理解する。 2.現代社会とスポーツの多様な関係(国際、国内、地域)を論理的に、分析的に志向し、問題解決力を育成する。 【身につく力】「知識・理解」、「論理的思考力・分析力」、「問題解決力」 授業計画
第1回:オリエンテーション(授業の目的・射程/「文化」の概念整理)
第2回:古代のスポーツ①(古代ギリシアにおける競技と社会) 第3回:古代のスポーツ②(古代ローマにおける娯楽と権力) 第4回:中世のスポーツ 第5回:近代初期のスポーツ 第6回:近代スポーツの成立 第7回:近代スポーツの特徴 第8回:世界における近代スポーツの普及 第9回:日本のスポーツ①(近代スポーツの受容と展開) 第10回:日本のスポーツ②(体育の成立と制度化) 第11回:近代オリンピックの誕生 第12回:近代オリンピック①(復活から中止まで) 第13回:近代オリンピック②(再開から商業化まで) 第14回:現代のスポーツ 第15回:まとめ・ふりかえり(スポーツのルーツを学び、未来を考える) ※第2回〜第14回は、ふりかえりの小テスト(次回授業まで)を課す 関連科目
地域スポーツ論、スポーツ社会学、レクリエーションスポーツ論
準備学習等の指示
関連文献を見ておくことが望ましいです。予習は毎回1時間以上が望ましいです。
教科書
なし
参考文献
井上俊・菊幸一編著(2020)よくわかるスポーツ文化論[改訂版].ミネルヴァ書房.
川西正志・野川春夫編著(2024)生涯スポーツ実践論改訂5版.市村出版. 池田勝編著(2003)スポーツの社会経済学.杏林書院. 内海和雄(2009)スポーツ研究論.創文企画. 守能信次(1984)スポーツとルールの社会学.名古屋大学出版会. 山口泰雄(2000)生涯スポーツとイベントの社会学—スポーツによるまちおこし.創文企画. 原田宗彦(2020)スポーツ 地域 マネジメント.学芸出版社. 木村吉次編著(2013)体育・スポーツ史概論.市村出版. 多木浩二(1995)スポーツを考える.ちくま新書. 玉木正之(1999)スポーツとは何か.講談社新書. 定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験:70%、小テスト:20%、授業への参加度:10%
実務経験と授業との関連
なし
備考
受講者心得:①私語、②遅刻、③脱帽、➃食事、⑤スマートフォンの取り扱いに関するマナーを守る。
※ 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者養成講習共通科目 |