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教員名 : 田中 健
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科目名
生命倫理
授業コード
13002
担当者名
田中 健
単位数
2単位
配当年次
1年
開講学期
2026年度前期
教職免許種類
授業内容
医療技術が進歩したことによって、医療現場において「できる」ことの範囲が拡がりました。そうすると、今度は「できる」ことのうち、「してもよい」ことと「してはいけない」こととをどう区別するか、という問題が生じます。この授業では生命と医療に関連する様々な問題をとりあげ、技術利用の是非や、当事者をどのように尊重するかについて考えていきます。
授業終了時にコメントペーパーの提出を求めます。そのうち、すぐれた見解や陥りやすい誤解について、次の授業で取り上げ、補足説明や解説を行います。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
人間の様々な生命のあり方にどう対処するかについて、社会的な合意を形成するための基本方針を考えていけるようにします。
【身につく力】「知識・理解」 授業計画
第 1 回 ガイダンス(講義の概要の紹介)/生命倫理とはどのような分野か
第 2 回 生殖技術(1)技術の現状 第 3 回 生殖技術(2)問題点と事件 第 4 回 生殖技術(3)日本における法規制案 第 5 回 脳死・臓器移植(1)脳死とはどのような状態か 第 6 回 脳死・臓器移植(2)脳死判定基準の内容と意味 第 7 回 守秘義務とプライバシー 第 8 回 人工妊娠中絶(1)優生保護法と母体保護法 第 9 回 人工妊娠中絶(2)プロライフ(人工妊娠中絶禁止派)の主張 第10 回 人工妊娠中絶(3)プロチョイス(人工妊娠中絶容認派)の主張 第11 回 安楽死・尊厳死(1)安楽死の分類と尊厳死 第12 回 安楽死・尊厳死(2)日本における安楽死裁判 第13 回 安楽死・尊厳死(3)「死の自己決定」の拡大 第14 回 科学としての医学 第15 回 インフォームド・コンセント‐成立の歴史と意味 関連科目
哲学Ⅰ
準備学習等の指示
教科書を指定します。予習として次回分に相当する箇所を熟読し、何が問題になっているのかを事前に把握しておいてください。所要時間の目安は30〜40分です。
教科書
今井道夫『生命倫理学入門[第5版]』産業図書、2024年。
参考文献
アンブロセリ『医の倫理』、文庫クセジュ(白水社)、1993年。
香川知晶『命は誰のものか』、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年。 児玉聡ほか『マンガで学ぶ生命倫理』、化学同人、2013年。 竹内一夫『改訂新版 脳死とは何か』、講談社ブルーバックス、2004年。 辻村みよ子『代理母問題を考える』、岩波ジュニア新書、2012年。 松田純『安楽死・尊厳死の現在』、中公新書、2018年。 定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験80%、コメントペーパー20%で評価します。
実務経験と授業との関連
なし。
備考
私語・飲食は禁止です。
授業の状況によっては、着席座席を指定します。 |