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教員名 : 神﨑 稔章
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科目名
金融政策論
授業コード
21049
担当者名
神﨑 稔章
単位数
2単位
配当年次
3年
開講学期
2026年度後期
教職免許種類
授業内容
本科目は、金融政策の位置付けや機能に加え、我が国および外国の金融政策の動向を学びます。金融政策は経済動向に影響を与えるとともに、経済環境の中でその枠組みを変化させてきました。本講義では、金融理論の基礎を皮切りに、中央銀行の役割、金融政策の手段や効果など、金融政策の基本を学ぶことで、金融政策に対する理解を深めることを目的とします。また、金融システム安定化のための政策についても学びます。この科目は、金融論Ⅰ、金融論Ⅱと関連する科目です。第2回目以降に出題される課題の提出を行ってもらいます。課題の解答や授業の振り返りも行います。
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
①金融政策の基本的な用語や理論を正確に説明できる。
②我が国の金融政策の変遷と現状を説明できる。 ③主要国の金融政策の概要を説明できる。 授業計画
第1回 イントロダクション−金融政策と日本経済
第2回 金融と通貨(1)金融とは何か? 第3回 金融と通貨(2)通貨の機能 第4回 民間銀行の役割−マネーサプライと信用創造、情報の非対称性、信用割当 第5回 日本銀行の役割と金融政策−中央銀行としての日本銀行、政策手法の選択 第6回 日本銀行の金融調節①−金融市場、コールレート・コリドーシステム、オペレーションの実行 第7回 日本銀行の金融調節②−公開市場操作、日中当座貸越、金融政策決定会合、金融政策の波及経路 第8回 伝統的金融政策−金利と債券価格、金利の期間構造、タームプレミアム、テイラールール 第9回 非伝統的金融政策−ゼロ金利政策、マイナス金利政策、時間不整合性、長短金利操作 第10回 財政政策と金融政策−財政赤字のファイナンス 第11回 金融政策と為替政策−国際収支の構造と為替相場の関係、金融政策と為替の関係 第12回 海外の金融政策−欧米の事例 第13回 我が国の金融政策の歩み—日本銀行の政策運営、大規模金融緩和が残した課題 第14回 日米の金融危機−バブル崩壊と貸し渋り、住宅バブルとサブプライム問題 第15回 システミックリスクとプルーデンス政策−見えざるつながりの顕在化、金融システム安定化について 関連科目
本科目を履修するにあたっては、あらかじめ金融論Ⅰ、金融論Ⅱを履修しておくことが望ましいです。また、経済政策論も本科目の関連科目です。
準備学習等の指示
各回の授業前に授業で指示したテキストの該当範囲を読んでおきましょう。毎回60分程度は事前学習や事後学習に費やしましょう。
教科書
小林照義(2025)『金融政策』(中央経済社)、第2版.
また、テキストを補助するレジュメは必要に応じてHUE NAVIにて配布します。 参考文献
湯本雅志(2023)『新・金融政策入門』、岩波新書.
翁 邦雄(2013)『日本銀行』、ちくま新書. 定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
課題点(30%)と期末試験(70%)により評価します。
実務経験と授業との関連
備考
・授業中の私語は厳禁です。
・普段から経済や金融に関するニュースをチェックするよう心掛けましょう。 ・PCの持参をお願いします。 |