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教員名 : 永田 智章
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科目名
経済入門 d ス
授業コード
31003
担当者名
永田 智章
単位数
2単位
配当年次
1年
開講学期
2026年度前期
教職免許種類
高校一種(商業)
授業内容
経済とは、日々の生活の営みです。テキストでは、経済舞台に登場する"経済主体"として理念化した「家計」「企業」「政府」が、財貨・サービスの生産、交換、消費するという形で説明しています。 そのうち「家計」は、労働力を市場を通じて企業に供給し、その報酬として賃金・俸給を得る労働者の側面と、自分が保有する資本を市場において供給し、その賃貸料を獲得する資本家の側面、そしてそれらの所得によって日常の消費生活を営む消費者としての側面を併せ持ちます。 それに対し、いろいろな資源や生産要素をそれぞれの市場を通じて購入し、所与の生産技術のもとで最適な技術条件によって生産・販売する「企業」があります。 また、租税を徴収し、「家計」や「企業」に公的な財やサービスを供給する「政府」があり、さらにそれぞれの経済主体が貿易や海外での投資・生産活動に密接に関係しています。 このような流れを経済循環図として理解できれば、経済全体の姿や仕組みが見え、今日の日本が抱える様々な経済問題に対する分析能力が高まります。 この「経済入門」を学ぶことによって、学生一人一人が自分たちに直接関わることとして、現代社会における問題意識を常に持ち、経済学的な思考で分析できるようになることを目指します。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
この授業では以下の4点を到達目標としています。
①企業、家計,政府そして海外という経済主体間の財やサービス、貨幣の流れを示す経済循環図で経済全体の姿を把握できるようになる。 ②経済学的センスを身につけて,日々の様々な事象について論理的に思考する習慣を身に付ける。 ③専門用語が使われている経済新聞やビジネス雑誌などを読み、その内容を理解できるようになる。 ④興味があるテーマについて、さらに専門的に学びたい学生のための専門科目へのアプローチとなる。 【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」 授業計画
第 1 回 序 章 経済についての知識を身につけよう(1) 「経済」について学ぶ
第 2 回 序 章 経済についての知識を身につけよう(2) 機会費用 第 3 回 第1章 経済循環と様々な経済指標(1) 国内総生産 第 4 回 第1章 経済循環と様々な経済指標(2) 物価と雇用 第 5 回 第2章 家計(1) 家計の役割と収入・消費 第 6 回 第2章 家計(2) 家計の貯蓄・資産 第 7 回 第3章 企業(1) 企業の役割と儲け 第 8 回 第3章 企業(2) 株式会社のしくみ 第 9 回 第4章 貨幣と金融(1) お金の役割と金融機関 第10回 第4章 貨幣と金融(2) 銀行と証券会社の業務 第11回 第5章 政府(1) 政府の役割と歳出・歳入 第12回 第5章 政府(2) 政府の収支と財政赤字 第13回 第6章 国際経済(1) 企業の海外進出と為替相場の変動 第14回 第6章 国際経済(2) 経済のグローバル化と国際貿易 第15回 まとめ 関連科目
ミクロ経済学基礎Ⅰ・Ⅱ,マクロ経済学基礎Ⅰ・Ⅱ,金融論Ⅰ・Ⅱ,財政学Ⅰ・Ⅱ,国際経済基礎Ⅰ・Ⅱ,経済政策論基礎,社会政策論基礎
準備学習等の指示
1.授業で学修した内容は、その日のうちにノートにまとめる、わからない用語を調べる等、必ず復習をしてください。
2.授業で学んだキーワードに関連する記事や本を、是非読んでください。本学の図書館では、皆さんの知識欲をさらに高める様々な工夫がされており、多くの本や雑誌等が並んでいます。 3.日頃から新聞に目を通す習慣をつけ、問題意識を持つことが大事です。図書館では紙の新聞だけでなく、学内ならばオンラインで新聞記事を読んだり検索できるデータベースが用意されています。 教科書
広島経済大学経済学部経済学科編『経済入門』(2025年版) 予価:524円(税込)
参考文献
適宜授業中に紹介します。
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験70%,授業参加度等30%として総合的に評価します。
実務経験と授業との関連
備考
経済学部以外の学生にとって、この「経済入門」を学び経済的センスを身に付ければ、ビジネス戦略を考える上で、また取材や製作におけるテーマや論点を考えるうえで、非常に役立つことがわかるでしょう。
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