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教員名 : 野北 晴子
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科目名
経済政策論特論Ⅰ
授業コード
71013
担当者名
野北 晴子
副題
単位数
2単位
配当年次
1年
開講学期
2026年度前期
教職免許種類
高校専修(公民)
授業内容
経済政策には、ミクロ経済政策とマクロ経済政策があります。ミクロ経済学では、市場の調整メカニズム市場が機能して、市場均衡が自動的に達成されるという市場原理を重視するため、必然的に「小さな政府」となる。資本主義経済においてそのような理想的な市場均衡に実際の経済が達することができないなら、その有効性を阻害する要因を除去するための経済政策手段を考えることになります。
しかし、外部経済性や公共財の存在は、「市場の失敗」を生じさせます。 一方、市場原理の有効性に疑問を投げかけて生まれた「ケインズ革命」は、「市場の失敗」である非自発的失業の存在が、有効需要が不足によることを説明しました。マクロ経済政策は「大きな政府」の政策であり、財政政策と金融政策のポリシーミックスを考える必要があります。 経済政策特論Ⅰでは、近年話題となったトピックスを通じて、実際の日本経済の状況と日本政府の政策の有効性について検証していきます。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
下記の到達目標を挙げています。
①今の日本経済の現状について、理論的に分析し、議論できるようになること。 ②政策目的と手段の組合せについて、期待される効果について理論的に明らかにし、議論できるようになること。 上記の達成を通じて、自分の専門に必要なより幅広い知識と分析能力を高めることを目指します。 授業計画
第1回 ガイダンス
第2回 年収の壁と働き方改革の問題について 第3回 GDPの意味と国際比較 第4回 失業率の国際比較からみえる問題 第5回 日本の農業政策と米問題 第6回 食料自給率の問題 第7回 消費税の仕組みとその問題 第8回 インフレーションとデフレーション 第9回 正しい公共事業と誤った公共事業 第10回 円高と円安 第11回 アベノミクスとは何だったのか 第12回 金融政策の手段 第13回 異次元金融緩和の効果−クロダノミクスの功罪 − 第14回 BIS規制とマネーストック 第15回 各自研究テーマに関する報告 ※進度や経済情勢によって順序等が変わる場合があります。 関連科目
ミクロ経済学、マクロ経済学、経済政策特論Ⅱ、理論経済学特論Ⅱ、日本経済史特論Ⅰ・Ⅱ、国際経済学特論
準備学習等の指示
テーマが多岐にわたるため、 予習は必須です。議論に参加できるよう、テキストの内容だけでなく、それに関連する情報(web上のものを含む様々な文献)に触れておくことも重要です。
教科書
指定するテキストがあります。第一回目の授業の際に、別途指示します。
参考文献
適宜、紹介します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
講義における報告50%、授業参加度50%で評価します。
実務経験と授業との関連
備考
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