少林寺拳法のトレーニング処方に関する研究(第3報)-心拍数による運動強度の推定(熟練者の場合)-
少林寺拳法(被検者:熟練者)の練習中、および各動作の運動強度を心拍数より推定した。その結果、有酸素的作業能力の改善の為には現在行なっている練習とは別のトレーニングプログラムの導入が必要である事がわかった。また、組演武、乱捕の為には、ハイ・パワー、ミドル・パワーの持続能力が必要である事がわかった。さらに、突き、蹴りの運動強度は、技能の向上により特有の傾向を示す事が明かとなった。柳川 和優、菊地 邦雄
日本体力医学会第47回
(山形県)