健常な中高年女性20名を対象とし、立脚期の床反力から得られたデータと4方向から撮影した映像データを同期させ、歩行動作を解析した。圧力板から得られた立脚時間からだけで、歩行スピード等を推定できることが示されたが、男性を対象とした推定式とはやや異なる結果となった。しかしながら、歩行速度の範囲を広げて再検討することにより、性、年齢、試行条件等を変えても同じ推定式により立脚時間から歩行スピード、ステップ長、歩調を推定することが可能であると考えられた。柳川 和優、塩川 満久、磨井 祥夫、安陪 大治郎、渡部 和彦