筋放電パターンによる青年と高齢者の歩行動作の比較

健常な高齢者および青年男子各10名を対象とし、殿部と下肢５カ所の筋電図、足、膝関節の角度変化、立脚期の床反力から得られたデータ、さらに側方から撮影した映像データを同期させ、歩行動作を解析した。その結果、以下の２点が示された。(1)高齢者の歩行の特徴は、立脚期において長時間筋放電が見られることである。(2)筋放電時間は歩行スピード以外の要因により影響を受けている可能性がある。山口 立雄、柳川 和優、中増 美歩、磨井 祥夫、渡部和彦

日本体育学会

第５０回記念大会/体育･スポーツ関連学会連合大会（東京大学）