筋放電パターンによる高齢者における歩行動作の特徴
健常な高齢者および青年男子各9名を対象とし、殿部と下肢5カ所の筋電図、立脚期の床反力から得られたデータ、さらに側方から撮影した映像データを同期させ、歩行動作を解析した。その結果、以下の2点が示された。(1)青年と高齢者において筋活動のピークが出現する時期に違いは見られない。(2)高齢者は自由歩行時、同一スピード歩行時共に立脚期の前脛骨筋、大腿直筋、内側広筋において長時間筋放電が見られる。柳川 和優、山口 立雄、磨井 祥夫、渡部 和彦
日本バイオメカニクス学会
第8回日本運動生理学会、第16回日本バイオメカニクス学会合同大会(大阪体育大学)