短距離歩行における速度,ストライド長,歩調のばらつき
短距離歩行における定常歩行となる歩数区間と,その区間での歩行変量のばらつきを検討することを目的とした。被検者は十分な長さの歩行路で18歩の自由歩行を10回繰り返し,速度,ストライド長,歩調の3変量を算出した。その結果、およそ3歩目から16歩目で定常歩行となった。さらに,定常歩行中の速度のばらつきを検討した結果,被検者間,試行間,試行内のSDはそれぞれ 0.17,0.03,0.04(m/s)となった。磨井 祥夫、柳川 和優、山下 泰裕
日本バイオメカニクス学会第20回
(仙台大学)