少林寺拳法のトレーニング処方に関する研究(第4報)-心拍数による運動強度の推定(熟練者の場合)-
少林寺拳法(被検者:熟練者)の各動作と約2時間練習時の運動強度を心拍数より推定した。その結果、運動強度は熟練度に関係なく強度の高い方から上中2連突き、蹴り、突き、上受けの順である事が明かとなった。また、技能上達のためには、まず突き、蹴りなどの基礎技術を高め、次に、移動の技術を高めることが有効であると示唆された。
広島経済大学研究論集
第18巻
第4号