aerobic parameter の推定・決定方法について、その”原則”を詳述した。基本的には健常者の応答を中心に例示した。l0分余りの負荷試験を一回実施することで、酸素輸送系からみた、旧来の運動耐容能の指標;VO2maxに加えて、anaerobic threshold、作業効率(η)、VO2 kineticsの動特性が、同時に決定できる。1回の運動負荷試験から aerobic parameterのすべてを同時に決定できるramp負荷法の有用性が高い点は強調されるべきである。福場 良之、柳川 和優