健常者を対象として、運動負荷試験のプロトコールであるramp法とSTEEP法(負荷の指数関数的な増加法)を実施し、4種の aerobic parameter のそれぞれがSTEEP法で測定可能であるかを明らかにすることを目的とした。その結果、 VO2maxとAT-VO2は両方法間で高い一致性が認められた。一方、ΔVO2/ΔWRとMRTにおいては一致性は認められなかった。結論として、STEEP法によってもramp法と同等なVO2maxとAT-VO2を求めることができることが示された。福場 良之、原 かおり、木村 優子、大成 浄志、柳川 和優、三浦 朗