健常な成人男子延べ4名を対象とし、平和マラソン、トライアスロン、バイクトレーニング、ラントレーニング、駅伝中のHR、各被検者のVT、RCMA、%VO2maxを測定した。その結果、次のことが明かとなった。(1)θF、OBLA、RCMAに相当する運動強度はほぼ同程度であると見なすことができる。(2)レース中の平均HRを%VO2maxで表すと、トライアスロンバイク(86.3%)、トライアスロンラン(92.6%)、駅伝(95.0%)、平和マラソン99(102.4%)の順に強度が高い。(3)トレーニング中の運動強度を高めることが持久性種目のパフォーマンス改善に有効である。