足関節可動域の制限が歩行動作に及ぼす影響
健常な若年者6名を対象とし,裸足による足関節可動域を制限しない自由歩行,遅歩行,速歩行,最大速度歩行と足関節可動域をテーピングにより制限した同様の4種類の速度での歩行動作を分析した。その結果,足関節の機能低下と歩容の変化に関して関連があると推察でき,足関節を固定すると若年者の歩行動作は高齢者に近づくことが示唆された。
広島体育学研究
第42巻