3種類の換気閾値決定法の比較
種々の種目の現役アスリート男子44名を被検者とし、自転車エルゴメータを用いた漸増負荷法により呼気ガスをサンプリングした。VTの算出は、V02―VE、V02―VCO2、 V02―VE/V02 関係のそれぞれにモデル解析を適用して行った。その結果、VE の非直線的増加開始点に基づいた指標からVTを決定する事は危険であり、VCO2 の非直線的増加開始点に基づいた指標からVTを決定する方が望ましい事が示唆された。柳川 和優、田中 啓之
広島経済大学研究論集
第16巻
第3号