東アジアの産業構造の変化からみる危機対応力
アジア研究所作成の「国際産業連関表」や経済産業研究所の生産工程別データベースRIETI-TIDを使って、ASEAN諸国の危機対応力の度合いを検証した。その結果、ASEAN域内の取引が増大しているものの、依然、アメリカや中国など、域外の需要変動の影響を大きく受ける構造であることが明らかとなった。
前川功一・福居信幸編著『東アジアの経済成長の持続可能性について』広島経済大学経済研究双書
第44(2章)