竹内正三・坂田正二編『ローマから中世へ』渓水社刊
ローマ帝政期から中世への移行期において、人々の生活舞台が地中海からアルプスを越えて北へ広がると共に、ローマ、ゲルマンおよびキリスト教という三つの要素が複雑に絡み合いながら融合した結果、ヨーロッパ社会が形成されていったことを様々な事象から実証したことを評価した。
史学研究(広島史学研究会)
第171号