入職期における中学校社会科教師の職能発達に関する研究
入職期にある社会科教師が,授業力を向上させるために,授業モデルを示すなどして明確な示唆を与えてくれる先輩社会科教師,自らの授業を吟味し改善し続けるための授業研究を推進する校内の態勢,社会科教育の観点から,より異なる視点など手がかりを与えてくれる校外の社会科教師や授業研究の組織,そして教師自身の授業づくりへの主体性があることを、この教師及び勤務校の校長や同僚らへのインタビューを通して明らかにした。
広島経済大学研究論集
第40号第2号