教科に関する科目と教職に関する科目の「大くくり化」を 踏まえた新しい教職課程科目(複合科目)の開発
2019年度入学生からその対象となる新教職課程のカリキュラムにおいて、教科に関する科目と教職に関する科目の大くくり化の目的として、教科及び教科の指導法の統合的な科目の設定が求められていること、および、その事例として、中等社会科の歴史的分野のための複合科目「教材論」を提案した。そこでは、①相反する視点による多角的多面的的な歴史観の構築を行える教材、②最新の歴史学研究の成果による歴史観の構築が行える教材を取り上げた。
広島経済大学研究論集
第40巻
第3号