20世紀を理解するための世界史学習の教材開発-授業「20世紀アメリカ合衆国における人種差別」-
高等学校の世界史学習において、20世紀のアメリカ合衆国の社会の変動を事例として扱うための、新しい理論と方法を考察した。具体的には、人種差別と黒人解放運動をテーマとして、アメリカ社会の「多民族・多文化」化という、従来の世界史学習にはなかった視点を用いることで、新しい社会認識を育成する可能性を主張した。
教科教育学研究(広島大学教科教育学会)
第15号