ハワイ王国における可視的教会と不可視的教会の衝突 ―二つの教会論と文化論―
シンポジウム「アメリカニズムと文化的相克」における報告者の一人として、1860年代のハワイ王国における英国宣教団とアメリカ人宣教師の衝突について報告した。当報告ではこの論争の根底にあるものとして教会論の違いに焦点を当てつつ、その文化的含意にも注意を向けた。さらに、この論争をアメリカ宗教史の大きな文脈の中に位置づけ、それが何を意味したかについても考察した。
中・四国アメリカ学会年次大会
第40回